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    2021.Sep28①目的がズレた勉強もどきは伸びないよ…

    ちょこちょこと進めているテスト直しノートの添削もそう。
    受験生の自学中のノートを見てもそう。
    個別指導の宿題もそう。
    何度も何度も言い続けますが、

    提出することが目的になっている勉強もどき

    では出来るようになることは有りません。
    例えばテスト直しノート…
    テスト直しのはずなのに、
    また間違えた漢字で書いている。
    テスト直しのはずなのに、
    解き直した後で正誤の確認すらしていない。
    で、結局…

    間違え直しでまた間違えている

    という意味不明の現象が起こってしまうわけです。
    じゃ、なんでこんなことが起こり得るのか?
    それは先述の通りに
    「提出することが目的になっている」
    からに他なりません。
    だって…
    その名の如く「テストでの間違いを直す」ことが目的だと分かっていたら、
    そもそもそんなこと起こり得ないわけです。
    これ、宿題も同じです。
    自塾生で「宿題はちゃんとやってきた」と口にする子でも、
    終わらせることを目的とした宿題への取り組み

    出来るようになることを目的とした宿題への取り組み
    でその成果は雲泥の差になります。
    例えば前者の場合、
    ノートを見ると〇だらけ。
    なのに、
    同じページを目の前でやって貰うと全然出来ない…
    例えば後者の場合、
    ノートには沢山×がついているが、
    その×の箇所を目の前でやって貰うと出来るようになっている
    そりゃあ、
    当たり前だよね?って話です。
    だって、
    そもそもの目的意識が違うんですから。

    で、もう一度…
    良いでしょうか?
    今やっている勉強…
    それは何のためにやっているのか?
    そして、
    今日自分がやっている勉強はその目的に沿っているのか?
    勉強に単なる惰性のように、
    単なる単純作業のように向かうのではなく、
    しっかりと目的を持って…
    実りある勉強に出来るように努めましょう。