カテゴリー別表示: 勝平教室byらも吉塾長

    やっと全員が揃って…

    勝平補習を終え、泉教室についさっき戻りました。

    まずは…

    みわちゃんママさん。

    わざわざのお心遣いを有難う御座いました。

    後ほど講師皆で頂きます。

    ※夕食後のデザートに僕も頂きます!

    さて、表題の件ですが、勝平教室補習3回目にしてやっと全員が揃いました。

    全回までは野球だったり、学校の実力テストだったり、部活の送る会だったりで揃わなかったわけですが、

    これにより勝平教室の全受験生と会えたことになります。

    で、やはり先週よりも今週の方がまた「慣れた」感じがしますし、

    今後回を重ねるごとに雰囲気も変わっていくでしょう。

    徐々に…「いつも通り」の雰囲気で、かつ緊張感はしっかりと保ちつつ授業に参加してほしいと思います。

    で、そんな勝平教室補習にて本日感じたことをちょっとだけ…

    ①「過程」を大切にする

    泉教室生にも何度も言ってきたことですが、例えば分からなかった問題についての説明を受けた後、

    答えだけ書いて終わる勉強では中々伸びません。

    というか、伸びません。

    今日の数学でもそうでしたが、

    関数の中でもパターンごとの基本解法を覚え(=言われた方法でしっかりと定着させ)、

    問題演習の中でも当然それを実践し、

    そうやって初めて定着に繋がります。

    そう…

    大切なのは「答え」ではなく、「答えに行きつくまでの過程」なのです。

    どうやってその式を求めたのか?

    そもそもその式を求める為のグラフがなぜそういうグラフなっていたのか?

    折れ線になっている座標が何で、何故そこで折れ線になっているのか?

    ただ板書を移すだけではなく、

    そういう後で自分が復習したいときに指針になる「説明」も自分で書き足さなければなりません。

    ※説明はしっかりしますが、意図的に板書に残さないことも結構あります、僕の場合は。そして、その説明を書き足せている子とそうでない子を把握し、それが出来るようになっていくような声がけも当然します。

    今日の授業でも、説明を聞いて初めて理解できたはずなのに、

    そしてその「説明」は意図的に板書に残していないのに(グラフと座標がちゃんと板書にある状況)、

    そこをすっ飛ばしてグラフと座標だけ書いている子も目立ちました。

    で、そういう勉強になってしまうと…

    恐らく今夜もう一度解こうと思っても出来ません。

    ※でも、答えは覚えているので書ける…

    何故かというと、さっきの説明を踏まえて、もう一度「解く」という意識の中で板書を写し、考えていないからです。

    単純な「転写」という「作業」だけになってしまうんですね。

    加えて…

    解けないから授業のノートを見直そうと思っても、分からない。

    それは「なぜそうなったのか?なぜその座標を取るのか?」がノートを見ても分からないからです。

    …と、そんな話を机間巡視しながら話していたので、恐らく今後改善していくと思います。

    なんといっても、今年の勝平受験生の武器は素直さですから…期待したいと思います。

    ②忘れ物はいけません!

    先週も今週も…2週連続で忘れ物の生徒がいました。

    これは、絶対に宜しくありません。絶対です。

    去年の3年生にK平という男の子がいました。

    泉教室の生徒です。

    他塾さんからの転塾でキャンパスに来てくれたわけですが、通塾当初から目についたのは忘れ物の多さです。

    どれくらい多かったかというと…

    通塾開始2日目から2週間、ほぼ毎日忘れ物がありました。

    で、その都度厳しく注意しました。

    「勉強以前のも・ん・だ・い・だ!」と。

    何度も何度も何度も何度も。

    で、夏頃からでしょうか…

    忘れ物が激減しました。

    ※完全には無くなったわけではありませんでしたが(笑)

    と、同時に変わっていったものがあります。

    それは勉強への意識、勉強時の姿勢です。

    当り前の話の様に思いますが、その頃から光H君は(笑)、自分の勉強をするために、自分の意志で塾に来るようになりました。

    行かせられるのではなく、通っている。

    勉強させられているのではなく、勉強をするために。

    当然、塾で今日何を勉強するか?も考えるようになったんですね。

    で、忘れ物も減りました。

    そんな彼は、意識が変化した夏から2か月経過したころから一気にブレイクします。

    実力テストで20人⇒翌月また20人⇒翌月更に40人…

    結果9月から1月までで84人ぶち抜きしました。

    何を言いたいのか?

    まず、一つは「忘れ物は意識の問題である」というのが一つ。

    そして、「意識が変われば行動が変わり、その結果自身が大きく成長していくのだ」というのが一つ。

    何より…

    忘れ物が多かった光平君(笑)という男の子が、

    大きく成長していく過程においてあんなに多かった忘れ物が無くなっていった…

    つまり、100%ではなくとも、

    やはり「忘れモノの多い子は苦戦するし、伸びていく子はそもそも忘れ物などしない」ということです。

    来週は合宿の為に授業はないですが、

    また次回…

    全員が忘れ物の無い状況で授業を開始できるように期待しています。