カテゴリー別表示: 塾のこと・・・
2025.Oct15①通知表の観点別評価??
※最新情報※ ※令和7年8月25日更新
①秋田キャンパス21第20期生高校受験体験記はこちら
②令和6年度までの体験授業後アンケートはこちら
③夏期講習が終了しましたので体験授業受け付けを再開します。中学部は全学年募集停止中ですが、小学生さんは大募集中です!お気軽にお問い合わせ下さい。
先週末に南高中等部、附属中以外の中学の生徒は通知表を受け取りました。
まだ未提出の子もいますが、
ほぼ出揃ったのでその感想も踏まえてちょっと思ったことを…。
ちなみにですが、
この通知表の評定については昨日の聖霊学園さんの入試説明会でもお話させて頂きました。
国立高専の推薦もそうですが、
入試の何かしらの受験基準、合格基準に通知表の評定を用いる以上、
そこに存在すアンフェアさも是非学校側に知っておいて欲しいと思うからです。
そもそも、
学校の通知表の評定は教科ごとの観点別評価を取り入れているはずです。
①知識・技能
②思考・判断・表現
③主体的に学習に取り組む態度
この3つを3段階評価して、
それを通知表の評定値としているはずです。
多分。
ただ、
これ自体が凄く曖昧、抽象的だと私は感じてしまいます。
じゃあ、
知識や技能という項目を評価するための根拠は何?
と考えると、
定期テストや単元別テストの点数が参考材料になるかもしれません。
が、
思考・判断・表現はどうやって判断?
主体的に学習に取り組む態度はどうやって評価??
と考えると、
凄く難しいと思うのです。
どうして?
それは、
仮に私が学校の先生なら、
あくまで評定の材料になるのは具体的根拠…
つまり、
何かしらの点数化をしないと、
確実に主観が入ってしまう
と思うからです。
単純に言うと、
生徒の好き嫌いかもしれませんし、
何かしらのえこひいきかもしれません。
そんなん学校の先生でもあるの?
と思うかもしれませんが、
あるでしょ?
人なんですから!
と私は思います。
だって、
警察官だって悪いことする人もいますし、
学校の先生でも盗撮で捕まる人もいます。
「先生」とつくから素晴らしい人なんてのは幻想で、
人なんだから感情だってあるわけです。
そして、
その感情やえこひいきが全て悪いとも私は思っていません。
だって…
がんばっている子からの要望には、
自分の時間を削ってでも、
無理をしてでも対応したいって思うんです。
逆に、
都合の良いときだけ何かを求められても、
それに身を削ってまでこたえようと思えるかと言えば、
私は快く対応するのは無理です。
器の狭い人間ですから。
何が言いたいか?
って話ですが、
学校や先生による差をできる限り小さくできないのか?
ってことです。
そして、
その為にもう少し具体的根拠を持つ評価基準にできないのか?
とも思います。
ベストな方法が思い当たるわけでは有りません。
が、
一番大切なのは「根拠」だと思います。
根拠の有無で、
その信頼性は一気に変わりますし、
生徒自身が修正すべき点もより自覚できるのではないのかなと思うのです。
テストも通知表も…
他人の評価なんて気にするなと言う人もいます。
社会に出てもそれで通用するのならよいでしょう。
例えばフリーランスでやりたいようにやる。
自身で起業し、
他人の評価を気にしなくても社会に求められる物事を創り出せる。
そういう生き方も素敵です。
しかし、
みんながみんなそうできるわけではないですし、
組織に属すれば絶対に評価ってのはされるものなんです。
その時に…
根拠が明確でない評価をされたら、
僕だったら絶対に不満です。
逆に、
根拠が明確だったら自身と向き合い、
その課題を修正し、
評価に繋げるように努めます。
社会に出ても他人からされるもの…
それが評価です。
だから私は、
塾生にもしっかり通知表の評定と向き合ってほしいと思いますし、
子供たち自身が納得できるような評定の仕方だと良いのにね?
と思います。
