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    令和7年度数学…どこよりも早い、本当の解説

    県教育委員会のHPにアップされないな~
    アップされないな~
    なんでだろう~

    と思っていたらアップされていました。
    こういうHPの作りって本当に大切だなと改めて思いました。
    で、
    今数学は一通り解きましたが、
    かなり解きやすいですね。
    仮に入試日以外でトップ校の生徒に解かせると、
    平均点もかなりいきそうな気もします。
    但し、
    今日は入試本番です。
    実力の9割出せる子もいれば、
    7割になってしまう子もいる。
    それが「本番」です。
    どうなるかは、
    6月の抽出平均まで分かりませんね。

    で、とりあえず大問①です。
    鬼門であるはずの(10)ですが、
    今年のこれは取っておきたいですね。
    360を素因数分解して、
    12×2×3×5の形にしてしまえば、
    12、12×2、12×3、12×5、12×6(2×3)、
    12×10(2×5)、12×15(3×5)、12×30(2×3×5)
    の8個と分かります。
    (13)もお決まりの平行線と線分比で解けるし、
    (14)も底面の対角線が6√2、高さが3√2と分かれば終了。
    (15)も簡単ですね。
    あり得るとすれば、
    水面までの高さを求めなさい
    なのに体積を求めて終了という感じでしょうか?

    大問②も全て簡単です。
    (1)、(2)、(3)は中1でも解ける問題ですし、
    (4)は中2でも余裕の問題です。

    大問③は「来た~(/・ω・)/」という感じですね。
    平成22年の入試問題の類似問題です。
    ※2週間前にやったやつです。
    考え方はかなり応用させられるので、
    ここ全問正解してくれると嬉しいな~。
    (3)は、
    三角形APIと三角形HFIの相似で解けます。
    HI=4よりIP=8。
    PはABの中点なので、AP=6。
    三平方の定理でAI=2√7。
    あとは2つの相似比で出していけば答えに到達できますね。

    大問④も解きやすいです。
    (1)は表を書いて落ち着いて考えれば大丈夫だし、
    (2)も先週やった神奈川の箱ひげ図の難易度を10だとすれば、難易度2です。

    そして大問⑤。
    恐らくここを解けるかどうかがTOP高では差になると思います。
    (2)は県のHP公表の模範解答の通りですが、三角形PCDが3:4:5の比になっているかCD=8。
    そして、PH=3x-(x+7)と考えることができれば、
    三平方でPH二乗+QH二乗=PQ二乗なので、
    (2x-6)二乗+6二乗=8二乗。
    あとは計算すれば求められます。

    (3)は私は鬼面倒な方法で考えましたが、
    私が数学の先生として最も崇めている神奈川のブラック先生…
    さすがですね。
    私は気付けなかった、
    かなり手っ取り早い方法を教えてくれました。
    神です…
    ゴッドです。

    ということで、
    ちょっと諸業務をこなしてから英語もやってみます。

    結論
    平均点は上がるでしょう。
    が、
    だからと言ってみんな解けているわけではありません。
    それが入試です。
    自己採点で凹んだりする必要はないし、
    必要以上に過信するのも禁物です。
    ※楽観的にいるくらいは丁度良いのでOK。

    まずはちょこちょこ仕事をこなしながら、
    20期生の帰りを待ちたいと思います。

    おまけ
    改めて思います。
    神奈川の数学…
    鬼ですね。
    あれを公立高校入試でやるってのはクレイジーだと改めて思います。
    恐らく、
    20期生もあのイメージが残っているので解きやすかったのではないだろうか…