カテゴリー別表示: 日常の塾のこと

    2021.July28①夏期6日目~NEWS8月号順調に進行~

    オリンピックが熱く開催中のようですが、
    私は残念ながらテレビですら、
    まだ1つも観戦できていません。
    スケボーとか、
    サーフィンとかもメダルを獲得しているようなので、
    動画サイトでも見てみたいな…
    と思いつつ、
    中々その時間がないので、
    今週末にでもと見てみたいな…と。

    ただ…
    それと同時に、
    東京での新規感染者も過去最多を更新しているようです。
    何が問題なのか?
    1つに絞ることはできないでしょうが、
    それでもちゃんと考える必要があると思います。

    私の今一番の懸念は…
    オリンピック、パラリンピック閉幕後です。
    強行突破で開催したオリンピックを終え、
    ※開催するにしても、他のやり方が有ったのではないかと思わずにいられないのですが(-_-;)
    忖度しなければいけない対象が減って、
    その全負担が国民に…
    その結果、
    ★本格的なロックダウン
    ★学校の出校停止、部活動や各種大会の禁止
    こんなことになってしまったら…
    とにかく、
    どういう舵きりになっていくのか読めませんが、
    何とか希望を持てる方向に進んで欲しいと切に願うばかりです。

    余談が長くなってしまいましたが、
    本題です。
    表題の通り、
    キャンパスNEWS8月号は順調に進んでいます。
    8月号は…
    ✓個人賞獲得生発表
    ✓CCC2021報告
    ✓英語のリスニングを強化したいなら
    ✓夏休みの家庭学習に見える大きな課題
    というトピックで作成しました。
    来週頭に配布予定ですが、
    夏休み課題に関し書いた内容は一足早くここでも紹介します。
    ※誤脱チェックはこれからしますので、いつも以上に誤脱が多い可能性が高いので、ご容赦ください<(_ _)>

    夏休みに入り、塾内で家庭学習に取り組んでいる小-中学生の様子を頻繁に目にしますが、その中で思ったことがありますので、ここに記したいと思います。ちなみにですが…毎年同じ時期に同じことを考えるようで、去年の8月号NEWSでも同様のことを書いていました。不思議ですね(苦笑)。では…

    ★勉強は出来るようになる為にするもの

     この夏休みも、家庭学習ノートがかあされている小-中学生は少なくありません。そして、そんな子どもたちのノートを見ていると、非常に勿体ないと感じることが多く、その修正の為のアドバイスが多くなっています。一番気になるのは、提出すること、終わらせることが目的になっている子です。特に、小学生でそのようになっている自覚がある子、我が子がそのようになっていると感じる保護者様は必ず修正すべきです。例えば漢字練習…短冊ドリルを見て、何度も何度も同じ×感じを練習をする必要はありません。書ける漢字も書けな漢字も同じ回数練習する必要はないのです。例えば計算練習…短冊ドリルのページ、全問やる必要はないのです。出来る、自信がある計算なら問題数を絞ってタイムを計って練習すれば良いのです。その分空いた時間、空いたノートのスペースに利用問題、文章問題の練習をすれば良いのです。そう…勉強は出来るようになることが目的なのだから…でも、その目的が明確になっていない子は、誤った認識を持ってしまうのです。具体的には、

    ✓家庭学習ノートはびっしり埋めることが大切

    ✓家庭学習ノートのまとめはきれいに、カラフルにやるべき

    ✓問題を解くことが大切なので、〇つけはしなくても良い

    ✓正解が多い方が良いから、全部〇になるようにすべき

    こういった認識です。確かに子どもたちの気持ちは分からなくは有りません。ページをびっしり埋めることを頑張って、それに対して学校の先生から「 よくがんばったね!」や「 びっしりうめていて素晴らしいです!」といったコメントを貰えば、子どもたちは嬉しくなりますし、「 こうやれば褒められる」ということがインプットされます。すると、結果的にそれが庭学習の目的にすり替わってしまうわけです。それに慣れてまった子どもたちはどうなるか?中学生になっても、家庭学習はページをびっしり埋め、カラフルにまとめ、〇つけをしなかったり、間違えた問題は消しゴムで消して答えを書き直して全部〇にしてしまったり…そういう、本来の勉強のあるべき姿とは180度違ったことを実践してしまい、更にはこんな名言が飛び出すのです。

    勉強のやり方が分からない

    と。そして、そういう子たちの家庭学習ノートをチェックすると、決まったパターンになっています。

    ★定期で6割しか取れないのに、家庭学習ノートは〇ばかり

    ★考え方や過程の式が書かれていないのに、ばっちり正解

    ★思いっきりスペルミスがあるのに、それも〇になっている

    ★理科は必要以上に色ペンを多用し、作品の領域

    言わずもがなですが、この状況の家庭学習をしている子の学力が上がることは絶対に有りません。教科書で調べたり、辞書で調べたりすることが有れば、それでも分からなくて必死に解説を読んだり、先生に聞いたり。時には、苦手な単元をやっていれば、ページの殆どが×になることもあるかもしれません。でも、それで良いのです。それこそが勉強なのだから。
    この夏休み、夏期講習の授業もですが、残り3週間で家庭学習の質も向上させ、夏休み以降の家庭学習がより効果的なものになっていくように努めて欲しいと思います。