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    国語を「何とかなる」と勘違いしてはいけない…

    あっという間の金曜日です。
    昨日は中学1年生の授業日でしたが、
    テスト範囲を踏まえて中学で分けての学習としました。
    で…
    私は附属以外の中学で国英の授業をやったのですが、
    率直な感想は
    国語の教科書を読め!
    です。
    授業前にもある男子生徒と話しましたが、
    その子は
    国語が不安です
    と口にしていました。
    それを聞いて私は質問しました。

    ★漢字はOK?仕上がってる?
    ★国語の教科書はしっかり読んだ?蓬莱の玉の枝の現代語訳「=ストーリー」もしっかり頭に入ってる?
    ★そもそもテスト範囲のテキスト演習は?

    そして、
    それに対するその子の答えは

    全てNO!

    でした。
    そりゃあ、心配だろうよ(笑)…
    そんなやりとりをしたわけですが、
    単純に演習不足と勉強不足…
    事実、先週実施した実践問題を抜き打ちで再演習しても、
    得点率が7割を下回る子が殆どでした。

    国語は何をやって良いか分からない…

    なんてことを口にする子もいるようですが、
    そんなわけありません。
    テスト範囲には漢字の範囲も記載されています。
    テスト範囲(昨日で言えば「シカの落穂拾い」「大人になれなかった弟たちに」「蓬莱の玉の枝」)だって分かってるんだから、
    その範囲の問題伝習だって出来るはずです。
    英数理社では、

    勉強は問題演習ありき

    と分かっているのに、
    国語だと理屈が変わってしまう(苦笑)。

    良いでしょうか?
    学年、教科問わずテスト勉強の基本は同じです。
    点数を取るために、
    知識を定着させる為に、
    出来るまで、覚えるまでやる。
    それだけ。
    何とかなるのではなく、
    何とかする!
    そういう意識で今日も頑張ってほしいと思います。