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    ②時間は有限だから

    併願入試が今週末に控えていますが、
    偶然なのか必然なのか…
    リアルタイムで同じような質問を頂きましたので、
    ここに書いておこうかなと。

    Q)併願入試の過去問はやった方が良いですか?

    A)やらなくて良いです。日々の授業の復習や日誌に作成している計画に余裕があって、やってみたいならやってみましょう。

    これが私の考えです。

    理由は多々ありますが、
    そもそも…
    そこまで手が回らない子が殆どでしょう。
    だって、
    昨日の授業でも連体詞の「ただ乗るな!わがあらぬ」が出てこなかった子複数いましたね?
    「ない」の識別で間違えた子もいましたし、
    ※何度もやったし、あんなにしつこく「ここはおさえておかないといけないよ」って言ったのに(´;ω;`)ウッ…
    動詞の活用で間違えた子もいましたね?
    そもそも…
    問題集には解いて意味が無いものなんて存在しません。
    ※明らかに簡単すぎるレベチなものを除く。と今書いていて気づきましたが、そういえば今年は「最高水準なんたら」をやっている子がいない。これは凄く良いことです。語弊を恐れずに言えば、秋田で言えばTOP校に合格するにも最高レベルなんたらは必要ありません。当たり前のことを当たり前にやり切れば合格るんです。

    どんな問題集だってやれば意味がある。
    でも…
    時間は有限なのです。
    例えば昨日の国語、理科の授業を経て、
    しっかり穴を埋める勉強をしていない子が併願の過去問を解く…
    そして、
    その併願過去問も解きっぱなし。
    これが成果が出ない子のやり方です。
    だから、
    それはダメだよ!
    って。
    今まで何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も…
    ずっと言い続けてきたわけです。

    学力がつくのは、
    点数が上がるのは、
    出来ないことが出来るようになった時。
    覚えるべきを覚えた時。
    それだけ。

    なのにそれを無視して、
    やりっ放しを増やしても何も変わらないのです。

    なので…
    併願の過去問がどうこうということではなく、
    今の君にとっての優先順位から考えて、
    それはやらんで宜しい!
    って話です。

    だから…
    昨日の理科が不安なら、
    地層の問題が心配なら、
    今日はそこをバッチリやりましょう。
    まだ不安ならテキストで更に演習し、
    それでも不安なら、
    「地層のこういう問題が欲しい」と来ればよい。
    昨日の国語の過去問を踏まえて、
    文法が不安なら、
    まずは今日はそこを完璧にしましょう。
    この時期の過去問は、
    その年の先輩たちの合格者点数と比較し、
    自分の間違った問題の正答率を確認し、
    どういう問題が正答率が低いのか?
    そこまで確認するから意味があるのです。
    昨日も言いましたがなんであの文法問題の正答率が低いのか?
    それは見事に引っかかって未然形と答えた子が多いからです。
    恐らく。
    でも、
    昨日の確認で中止法が分かった。
    加えて、
    泣いたます言葉
    も忘れてた子は確認した。
    なら…
    今日はそれを踏まえて文法を復習。
    そして、
    昨日間違えた問題を解き直し、
    何度も何度も読み込み、
    解説書も確認。
    そうやって今すべきことに全力を尽くせばよいのです。

    誰でもない、自分の為に…
    今すべきことに全力を尽くせ、
    17期生!