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    June.04①他人との比較ではなく、かける声を考えて欲しい…

    ※最新情報※
    ★キャンパス卒塾生による高校受験体験記はこちらです
    ※残席情報※6月1日火曜日
    今年度の夏期講習は7月20日(火)~8月24日(火)の日程で、全学年で実施致します。ご興味御座います方はお気軽にお問合せ下さい。

    本題の前に…
    来週からは定期対策特訓第2弾が本格開始しますが、
    5月から多くの中学2・3年生が自主登塾して自習に励んできました。
    こういう姿勢は本当に素晴らしいと思うので、
    対策特訓終了後も是非継続して欲しいと思います。
    ※対策特訓期間はどっちにしても毎日登塾なので。

    では、本題です。
    昨日、
    ある塾生が口にしていました。

    なんで○○君は出来るのに、△△はそうなの?

    と親に言われた、と。
    うーーん…
    難しい問題ですね。
    春の保護者会でも、最後の最後にどの学年でもお話させて頂いた点に関してです。
    ※資料も最後の1枚に入れている内容です。
    私は…
    競争意識というのは大切だと思いますし、
    どんな状況でも他人との比較はナンセンスだと思っているわけでもありません。
    実際…
    大人の勝手な論理で「みんな平等、みんな同じ」と子どもたちに語りかける人もいますが、
    高校入試でも、
    大学入試でも、
    部活動でも、
    クラブ部活動でも、
    社会に出ての出世でも…
    もっと言えば、
    恋愛だってそうなんではないでしょうか?
    他人との競争というのは存在します。

    ただ…
    過程を無視して、
    結果だけを見ての比較をして、
    そこを感情論で我が子に話をするのはちょっと違うのかなと思います。

    まずは過程。
    その結果に至ったには、
    必ず過程が存在しますし、
    次につなげる為にはそこにしっかり目を向ける必要があると思います。

    そしてもう1つ…
    比較対象を登場させるなら、

    ○○君は出来るのに、なんであなたは出来ないの?
    ではなく、
    ○○君が出来るなら、あなたにもできるんじゃないの?
    その為には、今何を心がけるべきだと思うの?
    ということを語り掛けた方が、
    子どもにとっては絶対にプラスになると思うのです。

    前者は否定だけして終了ですが、
    後者は「あなやにだって出来るはず」という肯定から入っています。
    その上で、
    どうやってその段階に到達していくのか?
    という思考に子どももなるのではないかと思います。
    ※とはいえ、そんな簡単なことではないのは万も承知していますが(笑)

    こういうのは、
    やはり視点だと思うんです。

    自分が発する側の視点だけで物事を見るのか?
    もしくは、
    自分がその言葉を言われた側の視点も持てるのか?

    それによって、
    発する言葉というのは変わってくると思います。
    まぁ…
    感情が沸き上がってそんなことを忘れることもあるでしょうが、
    そん時はそん時です(笑)
    私もそうなので(笑)

    ということで、
    今日は自分を棚に上げての偉そうなお話でした。