ハウトゥー

昨日、既にテストが終わって一週間経った生徒が結果を持ってきてくれました。

見事に自己ベストを更新したようです。
前回の定期①ではいくつか見られた取りこぼしも減り、100点が2教科ありました。
私の方が興奮してしまい、
「すごいじゃん!すごいじゃん!」
と言っていると、
「でも目標まであと1点だったんですよ~」
と悔しさをにじませていました。

すごいことですよね。
現状に満足せずあくまで上を目指す姿勢、
まだまだ伸びる予感がします。

次はパーフェクトを本気で狙っていきましょう。

さて、昨日は2年生の一斉指導日でした。
全国大会から帰ってきた生徒も含めて、
久しぶりにほぼ全員が揃っての授業でした。

数学の単元は「一次関数の利用」です。
夏期講習中にその前の部分までは終わっていたので、
簡単な復習から入りました。

◇2つの座標から立式する
◇軸との交点座標を求める
◇2直線の交点座標を求める

いずれもテスト範囲ではなかったため、
忘れている生徒も見られましたが、
授業終盤にはしっかりと思い出し、形になりましたね。

この一次関数という単元は、
2年生の学習内容でも最重要と言えるものです。
1年生の比例反比例の内容があやふやだと理解するのが難しく、
3年生の二次関数でも一次関数の知識は多く使います。
更には高校生になってからも関数は出てくるので、
今理解を深めることは、
この先の自分の為になります。

そういう理由もあって、
私は一次関数の授業には時間を掛け、
手順を徹底して教え込みます。

こういう問題が出たらこう解く、
問題用紙やノートにはこれを書いて考える、
いわゆる型というものを徹底的に指導します。

まずはこの型を身に付けること、
面倒だからといって我流に走らずに、
まずはベースとなる型を身に付けることが必要です。

昨日もそうです。
導入授業だったので、
例題やそれに合わせた基本的な問題を解いたときには、
みんなのノートをじっくりと見ていました。

全く手が止まらずに型に忠実に解き進める生徒が多くいる一方で、
手順や過程を省略する生徒、テキストと必死ににらめっこしている生徒もいます。

まずは全員が足並みをそろえて解くためにも、
ノートには何をかいてあるべきなのかを一つずつ丁寧に確認しました。

自学指導がある水曜日、木曜日の前に、
つまり今日必ず復習する(同じ問題を解き直す)ようにも伝えました。

そして週間テストの出題範囲、
絶対に合格しなければいけないテストであることも確認しました。

定期テストが終わって余裕があるタイミングだからこそ、
そういう時にどういう勉強を、どういう意識でするべきなのか、
これらを今は確認し、鍛える時期です。

やるべきことから逃げずに、
やらなければいけないことと向き合って自分を成長させていきましょうね。