過去最高

昨日、最後にテスト結果を持ってきてくれた生徒の点数が驚きを通り越して感動しました。

497点

何より彼女自身が満足そうな表情をしていたことが、
私もすごく嬉しかったです。

学年順位や平均点はもう少し先ですが、
今回の結果は大いに自信になることでしょう。

本当によく頑張ったね。
この勢いを、感覚を忘れずにこれからも頑張っていこうね(^^)

さて、私はかれこれ14年近く中学生の学習指導に携わっています。
ですので多いときでは一学年が60人くらいの時もあったので、
これまで何百人もの生徒たちの勉強の様子を見てきました。

ですので、居眠りや解答写し等はすぐに分かります。

昨日はある生徒にそんな話をしました。

宿題をやってきたノートを確認すると、
ノートには不自然な空欄があってすべて×になっています。

ここでいう不自然と言うのは、
(1)(2)は正解できているのに、
全く同じパターンの(3)(4)(5)が空欄になっているということです。

またこんな間違いもありました。
ある問題では、
Yes, she ( is).
としっかり正解できていますが、
少し後の問題では、
Yes, he (are).
と書いて間違えてしまっています。

sheやheに続くbe動詞はいっしょに覚えることがほとんどなので、
こうした間違いは起きにくく、理解不足というよりも雑にやっているだけの結果と思われます。

宿題は自宅でやるものなので、
どういう状況で取り組んでいたのかは分かりませんが、
このノートを見る限りだと宿題は全く意味がありません。

テストが終わって気が緩んでいたとかそういうことではなく、
(これについては先日1,2年生両クラスでも話をしました)
せっかく時間を掛けて勉強するのに、
雑にやったりごまかしたりする作業では誰も得をすることがありません。

そういうことを伝え、
昨日はその時点でとりあえずは帰宅してもらいました。

こういう経験もプラスに変えて、
一歩ずつ成長することができれば意味のあることです。

今年の一年生は特に英語に力を入れる必要があります。
昨年度までの教科書と比べても、
その難しさは比にならないほどです。

ましてや積み重ねの教科ですから、
1年生のうちに後れを取ってしまうと、
2年生、3年生、そして受験期に苦労することは明らかです。

一つずつ丁寧に勉強することをもう一度意識しましょうね。