先を見る

高校生の考査が近づいてきたということで、
卒塾生がチラホラ教室で勉強する時期になってきました。

何を隠そう私は剣道の大ファンですが、
昨日久しぶりに会ったAが近況を教えてくれました。

中学生の頃から県内にとどまらず、
全国レベルで活躍する彼は、
高校生になっても更なる進化を遂げているようです。

「オレの試合、YouTubeにありますよ!」
と教えてくれたので早速見ましたが、
やっぱりカッコよかったです。

高総体の結果を聞いてみると、
それはそれは有名な選手ばかりだったので、
私もテンションが上がりっぱなしでした٩( ”ω” )و

中学生もいよいよ定期テスト、そして中総体が近づいてきました。
一年間で最も過酷なスケジュールといっても過言ではありません。

両立、言葉にするとほんの二文字ですが、
これほど難しいことはありません。

もちろんどちらも本気で取り組む生徒はいますが、
やはり偏ってしまう生徒が多いように毎年感じます。

ではどうすることが有効なのか。

答えは明確です。

それは、早めから準備をすることです。
テスト前になって慌てて始まるのではなく、
今から少しずつ始めておくことで、
一か月後の自分のためになり、貯金になり得ます。

例えば、
先日実施したGW課題テストにおける「英単語」は、
定期テストの範囲になりますので、
学校で習っていないからということではなく、
今覚えてしまうことで後々思い出しやすくもなるはずです。

また、学校ワークの反復回数が定期テストの結果に大きく影響する理科や社会は、
習った箇所から順に学校ワークを解き進めていくべきです。

もちろん間違えた箇所や、教科書などで調べた箇所には忘れずにチェックを入れ、
これも後の自分のために少しずつ蓄えていきましょう。

そういうことを分かってか、
3年生は社会のワークを進めている様子がよく教室でも見られます。

テスト勉強は、テスト範囲が出てから始めるというルールはありません。
先の状況を想像し、今から始めることが自分のためになるはずです。

ただ時間を過ごしているだけでなく、
そうやって日々の自分がやっていることに意味を持たせ、
考えて勉強していきましょう。

年度最初の定期テストは、
比較的範囲が狭く、難易度も易し目です。

加えて総体期間であるということもあります。

ここで周りに流されずに、
長い期間を掛けて準備して結果を出すことは、
絶対にプラスになるはずです。

ですので今からしっかりと勢いをつけ、
然るべき準備をしていきましょうね。