目的は「提出」ではありません

昨日の3年生の授業では、テスト直しについて再度確認をしました。

すでに理科のテスト直しノートは、ほぼ全員が提出してくれています。
まずは期限を守って提出できたこと、とても良かったと思います。

ですが、昨日みんなに改めて問いかけたのは、
「何のためにテスト直しをやるのか」
ということです。

目的は一つです。

「できなかったことを、できるようにすること」

これ以外にありません。

ノートを提出することが目的ではありません。
きれいにまとめることでもありません。
まして、「やったから終わり」ではありません。

では、テスト直しを終えた今、本来どういう状態になっていなければいけないのか。
昨日、その問いを投げかけたとき、勘の良い生徒は少しずつ気づき始めていました。

そうです。

」もう一度同じ問題を解いたときに、自分で解けるようになっているか」

ここが最も大切です。

ということで昨日は、実際に同じ問題をもう一度解いてもらいました。

結果はどうだったか。
満点は0名。
最高点は99点でした。

ただ、全体としてはかなり良い変化が見られました。
平均すると、およそ+30点ほど上がっていた生徒が多かったです。
中には、最初の点数から2倍、3倍近くまで伸びた生徒もいました。
これは非常に大きな成果です。

つまり、テスト直しを通して、本当にできるようになったということです。

一方で、テスト直しをやったにもかかわらず、点数がほとんど変わらなかった生徒もいます。
では、その差は何なのか。

答えを書き写して終わっていたのか。
理解したつもりになっていたのか。
「わかった」と「できる」を混同していたのか。

原因は人によって違います。

ですが、大切なのは、この事実をどう受け止めるかです。

「やったのに上がらなかった」で終わるのか。
「やり方を変えなければいけない」と考えるのか。

ここで今後の成長は大きく変わってきます。

実力テストは、ただ受けるだけでは点数は上がりません。
むしろ、受けた後にどれだけ向き合えるかが重要です。

できなかった問題を分析する。
なぜ間違えたのかを考える。
そして、自分の力で解き直せるようにする。
この積み重ねが、本当の実力につながります。

来週月曜日は、社会のテスト直しノート提出締め切りです。
ただ提出するためにやるのではなく、自分の力を伸ばすためにやるという意識で取り組んでほしいと思います。

勉強は、やった量だけではなく、どうやったかで結果が変わります。
せっかく時間を使うのであれば、自分のためになる勉強にしていきましょう。