令和3年度夏期講習 ~24日目~ 最終日

本日を持ちまして夏期講習が閉幕となります。

こうした状況の中で生徒たちのご送迎、また毎日のお弁当作り等、
たくさんのご協力を頂きました保護者の皆様に深く御礼申し上げます。

本当に有難う御座いました。

夕食休憩時には棚が足りなくなるほどお弁当が並び、
改めて保護者様の温かいご協力をたくさん頂いていることに感激し、
私も一人の親として我が子へのサポートの在り方を深く考えさせられました。

それと同時に生徒たちには、
この毎日が決して当たり前のことではないと改めて感じてほしいと思います。

3年生は朝から夜まで、1・2年生も長い時間教室で必死に勉強しています。
先日伝えましたが、明らかに同学年と比較しても群を抜いて素晴らしい姿勢で取り組んでいる生徒もいます。

その点については私はキャンパス生を誇らしく思いますし、
みんなと一緒に教室で過ごしている中で、
私がみんなから勉強させてもらうことも多くあります。

ですがまずこうして通塾出来ていることには、
保護者様方の温かいサポートがあることを決して忘れないでください。

お弁当を作ってもらっていること、
忘れ物を届けてもらっていること、
通塾費用を出してもらっていること、
これらが決して当たり前ではないことを感じ、
照れ臭い人もいるかもしれませんが、
まずはこの夏休みを過ごせたことに感謝の言葉を伝えましょうね。

そしてこの夏期講習を通して、
私が強く意識して指導してきたことがあります。

それは、
復習の重要性
です。

例えば、
◇その日間違えた問題は、遅くても翌日に解き直す。
◇当日時間内に終わらなかった問題は、翌日に解く。
◇確認テストや小テストの直しは、自分なりの解説を作る。
ということが挙げられます。

授業ではできるだけ分かりやすくみんなに伝え、
理解してもらおうと努めています。

ですが例えばそれだけでは不十分な場合、
そこで終わってしまっては授業の効果は薄れます。

むしろ分からなことですら収穫ですから、
授業後に時間を見つけて再度取り組んでみたり、
不明点は時間を掛けて調べたり、先生に聞くことで理解が深まるはずです。

また間違えてしまうのは仕方のないことであり、
普段の勉強では必要なことでもあります。

ですがそこで終わらずに、
必ずその後に解き直しをするべきです。

一つずつ出来ることを増やしていくことで、
やがてそれが積み重なって力になります。

この解き直しについては、
17期生のTが抜群によくできていました。

私の知る限りでは彼は一度も欠かしたことがありません。
授業後の休み時間にはすぐに解き直している姿を何度も見ていました。

出来なかったことを出来るようにする、
その意識が非常に高かったのだと思います。

そしてぐんぐんと力を付けて、
県内のトップ校へと進学しました。

この講習中はほとんど毎日授業をすることができたので、
そうした勉強論についてもたくさん話をすることができました。

明日から学校が再開し、授業で一緒に勉強する日は限られますが、
この夏期講習中に学んだこと、感じたことについては引き続き実践してほしいと思います。

今年の夏は特に暑い日も多く、体調管理に苦労したこともあったでしょう。
まだまだ収束する気配が無いコロナに注意を配り、
先日は新屋地区での事件に心が震えました。

そんな中でも必死に努力した生徒たち、
暖かいサポートを頂いた保護者の皆様、
約一か月間という期間、本当に有難う御座いました。

夏期講習としては一つの区切りになりますが、
またここから次へのスタートとなりますので、
引き続き今後も宜しくお願い致します。