その気付きを大切に

今日は前期選抜入試の合格発表日です。

出来ることは祈ることだけと分かっていても、
落ち着かない時間が続きます。

さて、昨日は二年生の一斉指導日でした。
テスト範囲は終えているので、思い出しも含めたもんだ演習をしましたが、
結果から言うと「やってよかった」の一言です。

例えば直角三角形の合同証明では、
記述の際に注意すべきポイントがいくつかあります。

「=90°」が示せているか、
合同条件に「直角三角形の」や「それぞれ」が書かれているか、
(「斜辺」の「斜」の字の左側が「金」になっている生徒もいました)
数か月前にはあれほどしつこく伝え、できていたことが、
時間が空くと忘れられているようです。

昨日はいいんです。
テスト本番ではありませんからね。

ただそこでの悔しさを忘れずに、
もう一度要点を思い出し、ノートを振り返り、
問題演習を重ねることが出来れば、
それは記憶としてより深く定着するはずです。

いつも伝えていますが、
授業はあくまでもきっかけに過ぎません。

そこでの理解、気付きを基にして、
その後何をどう勉強するかです。

それによって何もかもが変わってきます。

テスト範囲の「学習のポイント」にも書かれていましたが、
図形の定義や定理を正確に言うことはできますか?

合同証明はある程度定着しているはずですが、
平行四辺形になることの証明や、二等辺三角形になることの証明、
しっかりと書くことはできますか?

今までやってきたことを点数にするためにも、
今までやってきたことの復習をもう一度やりましょう。

テキスト、学校ワーク、週間テスト、
一度やったことのあるものをもう一度解き直しましょう。

新しいことをやるとか、
難しい問題を解くとか、
そういうことではなく、
とにかく反復して思い出すこと、気付くことが大切です。

早い学校だとテストまでは一週間です。
ただ毎日を過ごすのではなく、
昨日の自分よりも今日の自分は成長したと感じられるように、
出来ることを一つでも増やすことができるよう、
大切に時間を過ごしていきましょうね(^^)