2019年度冬期講習 ~2日目~

今日は午前中から、3年生は入試過去問演習です。

実力テストや模試のような予想問題ではなく、
紛れもなく実際に本番で実施されたテストです。

70日後には、このレベルのテストで勝負します。

1月6日の実力テストもそうですが、
それと同様にこの昨年度の入試過去問には魂を込めて取り組んでください。

そして自分の得点を冷静に分析します。
冷静に、です。

あと70日しかないのか?
まだ70日もあるのか?

いずれの捉え方にせよまだまだ得点を上げるチャンスはあります。
ここで目が覚めたのなら、ここで更に勢いがついたのなら、
まずはこの冬休みを全力で駆け抜けましょう。

1日1点でも良いんです。
とにかく毎日成長を感じて過ごすことです。

採点終了後には、昨年度の各高校のボーダーを伝えました。
これがリアルな数字です。

この点数を数点でも良いので超えること、
それがボーダーを突破するということです。

そして出てきた弱点を補充する、
これに尽きます。

例えば、
数学の問題ではあまりにも取りこぼしが多すぎました。

直角三角形の合同証明において、
「直角三角形の」「それぞれ」が抜けている生徒が数名いましたし、
記号で書かなければいけない問題を言葉で書いている生徒もいました。

入試本番で自分の実力をそのまま点数にできないほど悔しいことはありません。

得点にこだわりを持って、
今まで勉強してきたことをしっかりと点数にする、
試験時間内で徹底的に意識しなければいけないことです。

そのためのマーキングであり、
そのための見直し、解き直しです。

これは本番の時にだけやろうと思ってやることではありませんね?
普段の授業から、自学からそういう意識を持っていなければ、
本番でうまくできるはずがありません。

これは3年生に限ったことではありません。
1,2年生も同様です。

スピードがあることは間違いなく武器です。
ただ、早く終わったからといってぼーっとするのではなく、
先生の合図があるまでは見直しや解き直しをするべきなんです。

話を戻します。

明日全教科の解説をしますが、
その解説に臨む前に一通り解き直しをすることは非常に有効です。

どうやって解くのか、抜けていた知識は何なのか、
それを明らかにして解説を聞くと理解がより一層深まるはずです。

過去問を受けて終わりではありません。
その直し、解き直しを通して、
これからの時間の使い方を考え、実践することができれば効果は抜群です。

どうするか、よく考えて行動に移しましょうね。