言葉が出ない

昨日、2年生は理科社会のワーク演習時間だったため、
先週土曜日に実施した実践問題の直しを確認しました。(K先生が)

授業後に上がってきた報告では、
まともに直しができている生徒がほとんどいないとのことでした。

欠席者や早退者もいたため、
全員分は確認できていません。

それでもしっかりやっていたのはわずかに4名です。
その名前を聞いて、私は納得しました。

2名は成績超上位層、もう2名は成績が右肩上がりに伸びている生徒です。

その反面、やっていない生徒には意外な生徒もいました。

このテスト対策講習中の、
理科社会の流れはこうです。

①火曜日⇒ワーク演習
②金曜日⇒ワーク演習
③土曜日⇒実践問題

①②は目標点数に合わせて指定されたページに取り組みます。
それが一回目でも、二回目以降でも、
全員が必ずこのページを演習します。
(欠席した場合は、後日ページを確認して必ず各自で演習)

そして①②を範囲とした実践問題を、
土曜日に全員が解きます。

そもそも①②が終わっていなければ、
③の効果が薄れてしまいます。
ですので水曜日や木曜日、土曜日の午前中から日中を使って、
遅れを取り戻す必要があります。

そして③の実践問題が終わった後には、
必ずテスト直しに取り組んでもらいます。

これが日曜日にやるべきことです。

こうして一週間を一つのサイクルとして、
重要単元を中心に埋めていくという流れが出来ています。

ですが昨日ノートを確認したところ、
この流れが完結していない、つまり実践問題の直しが出来ていない生徒が多くいました。

これではテストで結果が出るはずがありません。
本当に、本当にもったいないことをしています。

出来なかったことを出来るようにするのが勉強ですから、
この直しこそが最も大切であると言えます。

にも関わらずやりっ放しで終わっているのでは、
ほとんど収穫の無い勉強になっていることに気付きましょう。

そしてこれらは成績が良いから、成績が伸びているからできているのではありません。

こういうことをしっかりとやれるから、
成績が良い、成績が伸びるのです。

結果が出るのには、理由があるんです。
そして逆も然りです。

ただ長い時間勉強しているだけでは、
それほど効果は望めません。

その時間をどう効果的に使っていくのか、
やるべきことは全て指示していますので、
それを自分の中で飲み込んで、一つずつ意味を考えて取り組みましょう。

その日やったことは、
遅くても翌日には直しまでをやりましょう。

時間を空けるほど忘れてしまい、
思い出すのも大変ですし、定着も悪くなるので、
勉強の効率はどんどん下がっていきます。

勝平中生は定期テストまで残り一週間です。
自分にできることを、しっかりとやっていきましょうね。