継続すること

ローマは一日にして成らず

聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

遠い昔に繫栄していたローマ帝国も、
約700年の歳月を経て完成したことからできたことわざです。

これは勉強も同じですね。
結果を出そうと思ったら短い期間では決してうまくいきません。

時にはマイナスと思えるような失敗も、
長い目で見るとその経験があったからこそよりうまくいったと言えることだってあるでしょう。

3年生は今受験勉強の真っ最中です。
やるべきことはたくさんありますが、
その中でも苦手なことから目を背けていては決していけません。

ある生徒は実力テストの国語での点数が伸びず、
これはそもそも勉強をしていないので当然の結果です。

やらなければいけないことは分かっていても、
やりたくないからやらない、
これでは幼い子どもと一緒です。

入試は3月8日に5教科で行われるわけですから、
目を背けるのではなく、
なんとかその日までに間に合わせるために必死に練習しなければいけません。

頭では分かっている、
でも行動が伴わない、
そういう時には多少の強制力をはたらかせてでもまずは取り組み、
習慣化してしまう必要があります。

ということで、
塾テキストに必ず毎日一題取り組んで、
帰るときには提出していくよう約束しました。

4日目にして早くもノートに雑さが見え始めましたが、
それでも毎日取り組むということが大切です。

そしてただやるだけではなく、
提出することが目的ではなく、
点数を上げるということを絶対に忘れないようにしなくてはいけません。

誰の為でもなく自分のために、
踏み出した一歩を意味のあるものにするために、
しっかりと吸収していきましょうね。