精神と時の部屋

昨日は休塾日だったので、
家族で男鹿水族館GAOに行ってきました。

車で1時間ちょっとだったのですが、
「あれ、こんなに近かったっけ?」
と思うほどあっという間でした。

さて、秋田が誇る観光スポットでもあるGAOですが、
長男がまだ小さいときだったのでかれこれ3,4年前でしょうか。

久しぶりだったのですごく新鮮でした。

なかでもホッキョクグマは圧巻でした。
「こんなにも大きな生き物がいるのか・・・。
もし道端で会ったらどうしよう・・・。
勝てるかな・・・。いや、逃げるか?」
などと本気で考えているうちに、ふと我に返りました(笑)

さて、振替休日の今日は学校がお休みなので、
昼過ぎから教室ではみんな勉強を頑張っています。

13時から22時、一日に9時間もの間を塾で過ごすことに、
彼らは全く抵抗はないはずです。(多分…)

「うぉぉ、勉強時間が長いよー」ではなく、
「やらなければいけないことがたくさんあるからむしろラッキー」と考えるでしょうし、
「〇〇君は遊んでるし、△△ちゃんは駅前に行っててずるいなー」ではなく、
「ふっふっふっ、ここで差を拡げてやる(縮めてやる)!」と考えているはずです。

キャンパス生はそういう勉強脳になります。

では最初からそうだったのかと言えばそうではありません。
テスト前の対策講習、夏休みなどの長期講習、
そうして講習での時間の使い方を通して、少しずつ築き上げてきたものです。

みんなにとっては当たり前になってきたかもしれませんが、
そのために必要なことは大きく二つあると私は考えています。

まず一つ目は『強制力』です。
少し乱暴な言い方に聞こえるかもしれませんが、
中学生はまだ子どもですから楽な方に楽な方にと流されてしまいがちです。

そこに私が提出期限や再テストなどの強制力を働かせることで、
生徒たちにとってはそれが一つの目安となり、
またやらなければいけないという意志を生みます。

自分一人ではなかなか難しい部分でもあります。

そして二つ目は『環境力』です。

周りにはひたすらにペンを動かしている仲間がいる、
不明点があった時に質問できる先生がいる、
集中して勉強できる教室がある、
これらの環境がしっかりと揃っているからこそ、
思いっきり勉強に集中できるのです。

これら二つを軸にして、
あとはみんなのやる気がまっすぐテストに向いて初めて結果が出るのです。

決して楽な道ではありませんが、
苦労してこそ得られるものがあります。

そういう貴重な機会でもあるテスト対策講習を、
皆が同じ方向を向いて本気で駆け抜けていきましょうね。