点数にもっとこだわる

お昼頃に大学時代の友人から久しぶりに連絡が来ました。

小学校、中学校、高校、大学と通いましたが、
いつが一番楽しかったかと言われるとやっぱり大学時代だったと思います。

卒業してからそれぞれが社会人になって、
毎日一緒にいた彼らともぱったりと会わなくなりました。

そんな仲間の幸せな報告を受け、
当時を思い出して私も10歳は若返ったような気がします。

いや、それは気のせいか(汗)

そして今日は山王中生がまとめテストに挑みました。

前日の昨日はKが最後の最後まで点数にこだわった勉強をしていて、
最後にみんなに向けてメッセージを伝えているときには全員が真剣な眼差しで聞いてくれて、
そうやって本気でテストに意識を向けることが何よりも大切なことです。

結果報告、楽しみに待っていますね。

さて、昨日の3年生の一斉指導でのお話です。

数学の実力テスト過去問を実施しました。
大問1は全問解答、大問5はⅡ、全128点満点です。

2名が欠席、1名はテスト前日の為翌日実施になるので、
全員ではありませんが点数は以下の通りです。

120
120
110
109
108
107
103
98
93
93
91
83
56
55
27

当時の学校平均は7割近かったので、
比較的易しめのテストでした。

そこで私がこのテストを通して見たかったのが、
実力通りの点数を獲り切れているかどうかです。

もっと具体的に言うと、
マーキングを徹底できているかどうかです。

◇このときの数量の関係を等式で表しなさい。
◇ア、イに当てはまる数の組は何組あるか、求めなさい。
◇整数nの値をすべて求めなさい。
◇辺BEと平行な面を答えなさい。
◇この円柱の側面積を答えなさい。
◇直線AFを軸として1回転させてできる立体の体積を求めなさい。
◇全部で何通りあるか、求めなさい。
◇確率を求めなさい。
◇円の中心Oを、定規とコンパスを用いて作図しなさい。
◇ただし、PR<RQとする。
◇兄が自転車で進む速さは毎分何mか、求めなさい。

これらは取り違えると答えがまるで違うものになります。
だから問題をしっかりと読みこむという面も含めて、
大切な情報にはマーキングするべきなんです。

昨日特に多かったのが、
場合の数を求めるのに確率を書いてしまった、という間違いでした。

この悔しさを糧に、テスト本番で同じことを繰り返さなければそれでいいんです。
ただ、その間違いをミスの一言で片づけてしまったり、
それを笑いながら誤魔化していたり、
そういうことだけは絶対にやめましょう。

一問が、一点がけっかを左右することだってあり得るんです。
というよりそういうこだわりを持って受験には挑まなければいけません。

定期テストが終わって少し気が緩みがちな空気を引き締めるためには、
すごく意味のあるテストになったはずです。

普段できていないことが、
本番だけ出来るようになるという都合の良いことはあり得ません。

点数にこだわるためにも、
やるべきことをしっかりとやっていきましょうね。