準備を始めましょう

今週はテスト対策講習の案内を配布しています。

6月5日から始まるこの講習では、
普段の数学と英語に加えて、理科社会国語も授業をしていきます。
また学校ワークの反復がテスト勉強の基本になりますので、
これらも教室で勉強できるよう時間割を組んでいます。

6月17日から19日までは市の中総体が行われますね。
昨日3年生には案内用紙を配付しながら、
だからこそどうしなければいけなのかを聞いてみました。

ある生徒は、
「無部はここでしっかり頑張る」
と答えてくれました。

いや、それはそうなんだけど…。

ある生徒は、
「部活も勉強も本気でやる」
と答えてくれました。

たしかにそうです。
どちらか一方に偏るのではなく、
どちらかを言い訳にするのではなく、
どちらも全力で取り組んでください。

そしてある生徒が、
「早めにテスト勉強を始める」
と答えてくれました。

そう、私が言いたかったことはそこなんです。

部活動強化期間が始まり、
特に最後の大会になるかもしれない3年生は、
中総体前はどうしても部活動にパワーを使い果たしてしまう日が多くなります。

もちろんそんな中でも部活と勉強をしっかりと割り切って、
ものすごい努力量で結果を出す生徒もいます。

一方、あまりの疲労具合に欠席が多くなったり、
登塾したものの夢の世界に旅立とうとする生徒もチラホラいます。

そうした先のことも考えると、
今からテスト勉強を始めて貯金を作っておくべきなんです。

特に国語、理科、社会、
通常授業では一緒に勉強していない教科が優先です。

国語については、
まずは教科書内容の理解を深めるために、
教科書を何度も繰り返し読みましょう。

眠くなってしまうことを防ぐために、
自宅で立って声に出して読むと良いかもしれません。

理科社会については、
同様に教科書内容の理解も大切ですが、
習った単元はすぐに学校ワークを進めるようにしましょう。

この二教科で高得点を取ることができる生徒は、
例外なく学校ワークをものすごい数を反復しています。

間違えた問題や調べた問題には必ず印をつけ、
二周目以降はそれを中心に反復回数を増やします。

ただの解答暗記にするのではなく、
少しでも頭に?マークが浮かんだときには、
すぐに教科書で調べて理解することで、
少し問題が変わっていたり、
別の角度から聞かれた時にも対応できるようになります。

中総体前のことも考えて、
出来るだけそうした頭を使う勉強は早めに終えておくことが得策です。

テスト本番までは約一か月になりましたので、
今から少しずつ意識して、
始められることを始めていきましょうね。