本気を出す

35日、約5週間です。
受験生のみなさん、まずは現状を正確に把握しましょう。

それは自分の学力とか志望校への距離とか、
そういうことだけではありません。

自分が試験に挑む日は何月何日なのか、
そしてそれまでにあと何日あるのかということもそうです。

自分ができていないところはどの教科の何の単元なのか、
そしてそれを補充するために今何を勉強しているのか、
それはいつまでにやりきるもので、
一週間の学習予定はどうなっているのかというところまで細かくです。

ただ勉強していれば良いということではありません。
長時間勉強しているから良いということでもありませn。

例えば今こういう受験生がいます。

圧倒的に苦手教科になっている理科、
これを少しでも克服するために一週間単位で単元を補充しています。

例えば今週は1年生の地学単元。
但し地震計算などの難しい単元は除きます。

土曜日の夜には範囲を決めて、
日曜日にはOSの確認問題を2周する。

1周ではなく2周というところがポイントで、
短時間で補充するためには、
苦手を克服するためにはちょっとやそっとの勉強では足りません。
自分に大きな負荷を掛けるくらいの量でなければ、
苦手意識すら払うことができないでしょう。

そのための2周です。

そして月曜日から金曜日にかけては、
学校ワークの基本問題を中心に2周して、
土曜日には学校ワークの発展問題に挑戦する。

その間何回かは授業後に私から口頭でのチェックを受けます。

まずは平均点を取ること、
基本的な問題(語句や選択問題)を確実に正解すること、
そういうことを目標にして取り組んでいます。

先日実施されて2月の実力テストに向けては、
大問の1と2にターゲットを絞り、
まずは勉強したことが結果として出せたかどうかが分かります。

答案用紙が返却され次第、
これまでの自分の勉強と照らし合わせて、
次へとつなげることが出来るよう一緒に考えていく予定です。

話を戻します。
一般選抜入試までは5週間です。

この期間で自分が何をやるべきなのか、
どこを補充するのか、
それをまずは明確にしてください。

その上で一週間単位で、そして一日の計画を立ててください。
ただ漠然と毎日を過ごしているだけでは、
あまりにも非効率です。

自分がどうなりたいのか、
どうすべきなのかを考えて手を動かしましょう。

時間は決して待ってはくれません。
やるのもやらないのも自分次第です。

想像してください。
3月17日に笑顔でいる自分の姿を、
支えてくれた家族、友人、先生たちと喜びを爆発させている姿を、
みなさんが過ごしている毎日は、
それを絶対に叶えるための大切な一日です。

自分を高めるための努力を惜しまずに、
やりたいやりたくないとかそういう次元を通り越して、
今やるべきことに本気で取り組みましょう。

昨日も伝えました。
聞かれると全員が共通認識として分かっていましたね。

新しいことに手を広げるのではありません。
今までやってきたことを出来るようにすることが最優先です。

当日の授業内容の復習、
これはマストです。

できれば当日中に、
遅くても翌日に、
そして週末などまとまった時間が取れるときにもう一度、
そうやって知識として定着させます。

強い意志を持ってください。

勉強することが目的ではありません。
その先にある『志望校合格』を自分の真ん中にセットし、
それを達成するための行動に変えていきましょう。

もう一度言います。
残りは5週間です。

本気で行動しましょう。