変化にはきっかけが必要です

先日健康診断に行ったからでしょうか、
健康でいられることに今まで以上に有難さを感じるようになりました。

診断結果が気になるところではありますが、
3~4週間程度掛かるようなので、首を長くして待ちたいと思います。

若いころに比べるとちょっと体力がなくなってきたなぁと感じることはありますが、
それでもこうして毎日幸せに過ごすことができています。

朝7時過ぎに起きて、
長女と次男を小学校に、次女を幼稚園に送り出します。
その後はプライベートなことに時間を使って、
お昼に教室に到着、
諸々の教室業務が終わると、
夕方からは生徒たちと一緒に勉強し、
彼らが帰った後にはまた教室業務を進め、
帰宅して夕食を食べ、就寝。。。

これが私のルーティーンです。

10年前、15年前と比べると随分変わりました。

何に楽しさを感じるのか、何に時間を使っているのか、
そういう根本の部分が大きく変化しました。

ただこうした変化には「きっかけ」が必要です。
積み上げてきた習慣を変えることは、決して簡単なことではありません。

私の場合は結婚、そして子どもを授かったことが大きかったです。
そこから何もかもが変わりました。

中学生の皆さんにとっては、
塾で勉強することが一つの「きっかけ」だと思います。

例えば「テスト勉強」について、
中学校1年生にとっては小学校と中学校の大きな違いであり、
テスト勉強自体が始めてという人も少なくないでしょう。

何をどのくらいやるのか、
どういう方法でやるのか、
そういう部分から積み上げていき、
それが早い段階から習慣化してしまえば、
ものすごく大きな武器になり得ます。

また中学2年生、3年生にとっても、
これまでのテスト勉強の常識を覆し、
どのくらいの時間勉強するのか、
効率の良い勉強方法を見つけ出すのか、
そういうことを定着させられるはずです。

テスト勉強に裏技はありません。
もっと具体的に言うと、
短時間で点数を取れる方法はありません。

最初は多かった×印も、
時間を掛けて何回も何回も反復することによってだんだん〇の割合が増え、
本番のテストでそれが点数という結果になって出てくるんです。

中学生の本分が勉強である以上、
入試で学力検査が全員に課されるからには、
やはりそこでどうやって点数を獲るのか、
そういう部分に私はこだわって毎日生徒たちに指導しているつもりです。

時には鬼に見えるかもしれません。

ですが現状を変えるために塾に通っているみんなの成長を願えば、
やはりやるべきことはやる、必要なことはやってもらう、
その軸の部分が揺らいでいては話になりませんので、
私の中の判断基準は決して動きません。

そして一緒に長い時間を過ごしてきて、
生徒たちの成長を目の当たりにした時ほど幸せな瞬間はありません。
(先日Rが何も言われずとも休校明けテストの直しノートを提出してくれたときは、
想像を超えるその意識の変化に驚きと嬉しさがこみ上げてきました。( ノД`))

話を戻しますね。

変化にはきっかけが必要です。
そして変わるためには相当な意識の高さと労力も必要です。

ただ縁があってこうして一緒に勉強することができているみんなの成長のサポートが出来るよう、
私たちは時には必要な厳しさを持ってみんなに接しています。

まずはやるべきこと(宿題、確認テスト等)はやる、
それをしっかりと伝えていきますね。