再テストの意味があるのか?

テスト対策講習時には、
各学年英語の教科書単語テストを実施します。

単語を直接聞かれる問題はほとんどありませんが、
熟語を答える問題は出題されることが多いですし、
何より単語の意味が分からなければそもそも問題を解くことができません。

ですので私はテスト範囲の単語は全て覚えてもらうために、
範囲の単語を全てテストにしています。

また英和(英語⇒日本語)はテストせず、
和英(日本語⇒英語)のみのテストにしています。

今回の対策講習中の単語テストで、
例えば3年生の結果は次の通りです。(全116問)
116
116
115
115
115
115
115
115
114
113
113
112
111
110
109
106
100
100
93(⇒99)
35(⇒82)
@106.9

もちろん単語テストに向けた努力、練習を重ねていることは言うまでもありませんが、
彼らはどういう勉強を、どのくらいのペースでやらなければいけないのか、
そういうことを分かっているからこそこうした結果を出すことができます。

一方、1年生の結果を見てみましょう。(全231問)
229
227
227
224
220
209
206
206
204
204
192(⇒203)
190(⇒197)
187(⇒205)
183(⇒219)
177(⇒178)
161(⇒145)
159(⇒)
115(⇒131)
94(⇒125)
@203.8

200点を合格点としていたのですが、
残念ながら約半数は再テストとなってしまいました。

そして昨日、再テストを実施しました。
カッコ内の数字がその結果です。

しっかりと勉強してきたであろう生徒は、1,2名、
点数がほとんど変わっていない、もしくは下がっている生徒もいます。

今回の単語テストは、お盆課題と全く同じ問題です。
ですので出題される問題は全て手元にあります。

ということは、
出来るようになるまでやったかどうか、
それがそのまま結果につながります。

にも関わらず、
再テストで結果が変わらないということは、
それはテストで点数を取る気が無いということです。

やりたくない、覚えられない、
そうやって逃げを繰り返すことが、
これから先どれほど自分に重くのしかかってくるのか、
きっとイメージができてないのだと思います。

だから私は厳しく言います。
昨日もそうでした。

このまま放置することでどれだけ苦しむことになるのか、
ここで意識を変えることができなければ、
ずるずると逃げ続けることなります。

再テストへの意識があまりに低すぎたので、
かなり厳しい言葉を掛けました。

再々テストは希望者のみ、
28日(土)19:30から実施します。

やらなければいけないことから逃げない、
勉強するうえでこれほど大切なことはありません。

楽な方法は決してありませんから、
こうやってコツコツ努力を積み重ねること、
嫌なことともしっかりと向き合うこと、
これも中学生が勉強を通して学ぶことの一つだと私は思います。

そしてこれが出来るようになると、
テストでも確実に結果が出ます。

何のために勉強しているのか、
何のために塾に来ているのか、
そういうことをもう一度考えて、
テストへの取り組み方を改められるようにしましょうね。

定期テストが終わって、
一緒に笑顔でテスト結果を振り返られるようにと思います。