今年も・・・

めっきり寒くなってきましたね。

今日もいつものように意気揚々と半袖で出社しましたが、
既に寒すぎて若干後悔しています(苦笑)

ま、授業が始まると熱量で熱くなるんですけどね。

プロデューサーのイラスト(テレビ)

さて、春の保護者会の際にも話をさせて頂きましたが、
私は中学生がスマートフォンを持つことに反対しています。

※あくまでも私個人の、一塾講師としての考えです。

その理由として真っ先に挙げるのが、
『中毒性が高いから』ということです。

◇手軽に連絡できる
◇SNSで友人と連絡を取れる
◇動画を閲覧したり、ゲームができる
◇インターネットが使える
◇目覚まし代わりになる(?)

スマホのメリットについて生徒たちに聞いてみると、
主に上記のような理由が返ってきます。

確かにそうですね。
便利な世の中になったものです。

ですが、それ本当に必要ですか?
絶対になければいけないものですか?

上記の理由(一番下を除く)を考えてみると、
それはそうなんですが、逆に中毒性がものすごく高いですよね。

これがなければ、できなければ落ち着かない、
そうなってしまうともう大変です。

まして受験生にとって、
勉強時間はあっても多すぎることはありません。
むしろ時間が足りないことが常です。

よって中学生、特にスマートフォンを持つことに私は反対です。

※もちろん先輩方でしっかりと自己管理ができる生徒はいましたが、
年度に一人いるかいないか、つまりほんの一握りでした。

そして本題です。

この時期になると、3年生で私にスマホやタブレットを預ける生徒が出てきます。
自宅で保管していても、中には探し出して使い始める生徒もいました。

毎年4~5人でしょうか、
塾で保管する際はしっかりと梱包材(プチプチ)に包んで、
入試当日まで大切に預かります。

自分ではもう手が触れることは出来ませんので諦めがつきますし、
何よりも受験勉強に本気になるということの表れでもあるので、
私はむしろ嬉しくなります。

「先生、これが私の決意です。
ここからの私を見ていてください。」
そう言われているようでした。

その気持ちの変化はしっかりと受け止めます。

今日、15期生のある生徒が私にスマホを預けました。

キミの想いは、決意はしっかりと受け取りました。
ここから更に加速させて、勉強に打ち込みましょう。

そうしたことを犠牲にして、
それで初めてつかむことができる、
勉強面だけでなく人として一回りも二回りも成長できるはずです。

あのとき、この選択をしてよかった、
お互いにそう思えるように、
ここからまたリスタートです。

目標に向かって、一直線に走り続けましょうね。