やるなら自分のために

☆令和2年度夏期講習のご案内はこちらです☆

7月20日より、小学校6年生~中学校3年生を対象に夏期講習を開催致します。
これまでの学習内容の復習、夏休み明けのテスト対策、そして受験勉強と各学年がはっきりと目的を持って授業を進めて参ります。

この夏、今まで以上に本気で勉強したいという小中学生の皆さんを講師一同心よりお待ちしております。
中学校2年生は残席が2となっております。ご興味御座います方はお早めにご連絡頂けると幸いです。

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昨日自宅に帰って我が子の寝ている様子を見に行くと、
3人中2人は逆さま、もう1人は真横になって寝ていました汗

暑くて寝苦しかったのでしょうか、
きっと寝ている間にごろごろ回ったのでしょう。

そんな姿を見て細やかな幸せを感じながら、
晩御飯のカレーを一人食べていました。。。

さて昨日は一年生の授業だったのですが、
定期テストが終わった中学校もあるので、
このタイミングで家庭学習の話を少しだけしました。

そもそも何のためにやるのか。

例えばテスト前であれば、
テスト勉強もかねてワーク演習をするなどはっきりとした目的があります。

しかし今のようなタイミングでは、
提出するためにやっている生徒も少なくありません。

昨日ある生徒が「埋める」という言葉を何回か使っていました。

学校や学年によって家庭学習のページ数は決まっています。
部活動をやっている生徒であればなおさら勉強時間が限られるので、
もしかすると終わらせるためにやっている、
つまりノートを埋めるためにやっているということがあるかもしれませんね。

ですがどうせやるのであれば、
効果がほとんどない30分を毎日繰り返すよりも、
後々の自分のためにある1時間の方がよっぽど価値があると思いませんか?

これは週間テストの再テストにも当てはまります。

合格するための解答暗記の10分よりも、
自分の力になる30分の解き直しの方が絶対に意味があります。

どうしても目先のことにとらわれ過ぎていて、
その場しのぎの家庭学習になっているという生徒が少なくないようです。

テストはありません、もちろんテスト範囲もありません。
ですがいずれやってくるのであれば、
今のうちに覚えられるものをコツコツ覚えていった方が、
後のテスト勉強の負担が減りますし、
テスト結果も大きく変わってくるはずです。

例えば漢字です。
テスト前に慌てて範囲のページを一度二度やっただけでは覚えられません。
仮に覚えたとしても、すぐに忘れてしまうでしょう。

だったら一日一ページでも、半ページでも、10個だけでも、
それを数回繰り返してもう完全に覚えてしまいましょう。

例えば理科社会です。
テスト前は学校ワーク演習がメインになりますが、
ずっと前にやった内容はきっと忘れてしまっているので時間が掛かります。

だったら学校で習ったすぐに、記憶の新しいうちに、
何度か繰り返し練習しておいたほうが思い出しも早くなるでしょう。

そういう意味では家庭学習は数学や英語だけではなく、
国語理科社会も万遍なくやろうねという話もしました。

そしてたまにこんなセリフを聞きます。

「何をやったらいいのか分からない」

はい、お答えします。

学校ワークの反復演習です。

何回やっても構いません。
回数を重ねれば重ねるほど効果が上がる教科もあります。

まるでイントロクイズのように、
問題文の最初だけを読んだら答えが出てくるレベルまで反復しましょう。

そしてこれがテスト勉強につながるという、
最高のおまけがついてきます。

ノートの使い方は塾のノートルールと同じようにして、
丸付けも解き直しも、テキストチェックも同様にして、
そうやって取り組んでみてください。

一年生の最初だからこそ、
家庭学習を作業の意味合いの強いものにしてしまうと、
抜け出すためにはそうとうな労力が必要です。

そして時間の無駄遣いにもなってしまいかねません。

そしてこれを読んでいる2年生、3年生も、
改めて家庭学習を有効に使うためにはどうすればいいのかを考えてみましょうね。