逃げない

昨日は久しぶりの2年生の一斉指導日でした。

テスト対策講習期間中ですが、
1・2年生は今の状況を踏まえて分散登塾としています。

貴重な問面での授業の機会なので、
1点でも点数につながるようしっかりと指導していきたいと思います。

まず先週の時間割を進めることができていたのか、
宿題のような扱いになりますが確認をしました。

ちょうど一週間前、1月24日実施予定分です。
欠席者、ノート忘れが7名いましたが、
数学は13名中12名がしっかりと出来ていました。

ですが英語はしっかりと出来ていたのが7名、
中途半端な状態で終わっているのが4名、やっていない生徒は2名です。

久しぶりだということもあり、
出来るだけ大きな声は出さないようにと思っていましたが、
この状況には呆れて声も出ませんでした。

まず一つ、
丸付けをしていないものは勉強している意味がありません。
出来なかったことを出来るようにすることが最も大切なことなので、
合っているのか間違っているのかが分からなければ、
そこから先成長することは無いからです。

それから、
解答を写していても何の意味もありません。
教科書やテキストで調べながらやるのも同様です。

テストでの点数が良くないのに、
宿題のノートは全て〇になっている、
成績が伸び悩む生徒ほどこの傾向は強くなります。

これまで何百人の中学生の勉強を見てきたのですから、
どのくらいの学力があり、どのくらいの正答率なのかはある程度分かります。

ですが実際にそれとは正反対のノートを見た時には、
本当に悲しい気持ちになります。

何のために勉強しているのか、
そもそも勉強することと作業を区別できていないのか、
もちろんそれを直していくことも私の役目の一つなので、
これから根気強く伝えていきます。

宿題ではUnit6のまとめを出しました。
昨日の実践問題ではUnit6をやりました。

このテストで10点、20点、30点ということは、
相当な危機感を持って勉強しなければいけません。
そうしないとテスト本番でも同じことが起こります。

まずは直しをしっかりやること。
その上で解き直しをすること。

その際には提出するためにやるのではなく、
自分で覚えるためにやらなければ意味はありません。

何度も言いますが、
約一か月後にはみんなは受験生という立場になります。

あまりにも自覚が足りない生徒が一部います。
嫌なことから逃げるのではなく、
そういうことにもしっかりと向かっていけるような、
そんな気持ちの強さも鍛えていきましょうね。