語呂とダジャレと暗記

出動!
入場!

はい、動脈と静脈の覚え方です。

心臓からるのが脈、
心臓にるのが脈、
私は理科の授業をやるときにこんな笑いの起こる(?)教え方をします。
※と言っても勝平で理科の授業はやりませんし、泉教室の土曜補習で週に1回やるかやらないかですが・・・。

昨日、2年生のKがこんな質問をしてきました。

「先生、この問題なんですけど、
動脈血って酸素が多いんですよね?
入場するのは静脈ですよね?
この問題のここに色を塗ったんですけど、
解答ではここだけなんです。どうしてですか?」

Kは今教室内で最も勢いに乗っている生徒の一人で、
目標点数達成に向けて進んでいます。

分からないところは質問し、
ワークに☑を入れながら解き進めることもできます。

あとは慌てずに問題文を読むこと、
とにかく慌てないことが彼には必要です。

どれどれと問題を読んでみるとこう書かれていました。

次の図で、動脈血が流れる静脈に色を塗りなさい。

なるほど、
動脈と静脈、動脈血と静脈血の違いは分かったけど、
それが組み合わさって図になった時に混乱している状態ですね。

彼の質問のいいところは、
「この問題が分かりません」
「この問題を教えてください」
と思考を放棄するのではなく、
自分の覚えている知識をまず伝えてから質問しているところです。


上の図は、動脈静脈を分けたものです。
心臓からるのが脈、
心臓にるのが脈ですね。


それに流れる血液を書き加えたものです。
肺から(心臓を経由して)全身に行くのが動脈血酸素が多い血液)、
全身から(心臓を経由して)肺に戻るのが静脈血二酸化炭素が多い)ですね。

それぞれの知識は入っているので、
それを問題に書き込んで、
問題文で聞かれていることに答えればそれでOKです。
※問題を作成する側としては血管と血液名が違うもの、
つまり図の右上と左上が狙い目です。

「あぁ~、そういうことか。分かりました!!!」

いつものように見本通りのリアクションをして、
その後も彼は学校ワークを解き進めていました。

めでたし、めでたし٩( ”ω” )و