本当の目的は?

昨日は長女の誕生日でした。
たまたま休塾日と重なったので、ずっと一緒にいることが出来ました。
(と言っても、髪を切りには行ってきましたが・・・。)

彼女も私と同じであまり物欲がないので、
誕生日プレゼントは何でもいいの一点張りでした汗

が、私と奥さんとで悩みに悩み、
小学生らしく今最もはまっているであろう鬼滅の刃をプレゼントしました。

あまり感情を表に出す方ではないので、
比較的あっさりしていましたが、
夕食をとったあとには読みながら寝ているほど夢中でした笑

さて、先日ある3年生にこんな話をしました。

ただやるだけでは意味がないし、
長い時間やったからって必ず結果が出るわけではない。

大切なことは、勉強した内容を覚えることだよ。

彼は実力テストの直しをやっていました。
社会の教科書を拡げ、間違えた問題について調べ、
そしてノートにまとめています。

もちろん教科書の丸写しということではなく、
読み込んだうえで要点だけがしっかりと書かれています。

そこでそのノートを借りて、
書いてあることをいくつか聞いてみました。

が、正しく答えられたのは一問もありません。

つまり、一時間かけて勉強したことが、
何一つ力になっていないということです。

このままでは勉強はしている、
しかし結果につながらないという悪循環です。

こうした実力テストもそうですが、
週末課題もそうです。

いわゆる『直し系の勉強』は全てこれが当てはまります。
直し終わったときの満足感によって、
それで良しとしてしまう場合がありますが、
そもそも目的を間違えて捉えてしまっています。

あくまでも同じような問題が出てきたときに、
しっかりと正解できるようにするための勉強です。

ですので自分で再度解き直しをして、
出来るようになっているかを確認する必要があります。

彼の場合は、その最後の部分が欠けていました。
ただそれを今確認できたことは大きな意味があったと思います。

これをきっかけにして、
勉強することの意味を考え、
意味のある勉強を出来るようにしていきましょうね( `ー´)ノ