既に始まっています・・・

昨日は2年生の一斉指導日でした。

宿題ノートを添削していて、
証明問題で気になる問題が2問あったので確認しました。

一つ目は「逆」について。
錯角が必ずしも等しくないことは、ことある度に伝えてきました。
あくまでも平行線の錯角(同位角も同様ですね)が等しくなります。

そこで平行であることを示していないにも関わらず、
理由に平行線の錯角を使用している生徒が多数いました。

なぜ平行なのか、
その理由が書かれていません。

ここで登場するのが「逆」です。

「平行なので錯角が等しい」、
逆は「錯角が等しいので平行」です。

「ああ~」というリアクションでしたね。

そしてもう一つは「折り返し」について。

長方形を折り返したもので、
証明問題以外でも角度を求める問題でも頻出です。

折り返しを入れた場合は理由に、
「折り返しなので」「四角形ABCDと四角形CDEFは合同なので」のように、
直接等しい辺や角を示すのではなく、
理由を挟んでからの三段論法で書かなくてはいけません。

証明問題はすごくデリケートな部分が多いので、
解答作成には細心の注意を払わなくてはいけません。
丸付けも同様です。

なんとなくあっているからOKということではなく、
一語一句しっかりと確認することで精度は上がっていくはずです。

2年生は今日テスト範囲が配布されるとのことでしたが、
どうやらテスト範囲は第3章と4章になりそうです。

3年間を通して最も山場となる単元です。
ここをクリアできるかできないかで、
来年の受験勉強に大きな影響を与えます。

私たちはこの二つの単元に相当な時間を掛けて一緒に勉強してきました。
これは本当に本当に大きなことです。
なので自信を持ってください。

今までやってきたことを思い出しながら演習を重ねましょう。
そうすることで結果は必ずついてきます。

昨日2年生のHRでも話しましたが、
前回の定期テストとは大きく状況が異なります。

すぐにでも準備を始めて、
意識のスイッチをONにして、
そして結果を出すという意識を強く持ってこの三週間を過ごしましょう。

やるぞーーーーー<`ヘ´>