基準

16期生は勉強合宿を終えて、今日から通常通り再開です。

まずは2泊3日という期間でしたが、
数字以上にものすごく濃い時間を過ごした16期生の皆さん、
本当にお疲れ様でした。

もしかしたら達成感でいっぱいな生徒、
悔しさをかみしめた生徒、
感じたことは人それぞれかもしれませんが、
紛れもなく皆さんはこの合宿を経験しました。

もちろんそれだけで終わっていてはいけません。
ここで得たことを糧にして、
ここから先どのような時間を過ごすのか、
成長はそこに掛かっています。

ですが大きなきっかけを得たことは間違いありません。
ここから更に前に進むためにも、
私たちもしっかりとサポートしていきます。

そして多大なるご協力を頂きました保護者の皆様、
本当に有難う御座いました。

慣れない環境下でも生徒たちは、
各々が取り組むべきことに必死に向き合っていました。

本当に、本当によく頑張ったと思います。
これから実力テスト、模試、定期テストとテストラッシュが続きますが、
どれもおろそかにすることが無いように、
結果にこだわった勉強が出来るよう引き続き指導して参ります。

合宿中に私が感じたことはたくさんありますが、
今日は一つだけ、
それは「当たり前の基準を高く持ちましょう」ということです。

合宿の二日目には卒塾生が来てくれて、
受験期についてたくさん話をしてくれました。

その中である先輩がこう話してくれました。
「やってもやっても上がらない、そんなつらい時期があった」

背筋がぞわっとしました。

勉強とはやればやった分だけ結果につながるというわけではありません。
テストで点数を取るために必要な勉強量は、
人それぞれです。

それは単純に能力の問題であったり、
どういう気持ちで勉強しているのかにもよります。

どうしてもかなえたい目標があって、
そのためには努力を惜しまず、
ありとあらゆる可能性を信じて手を動かし続ける、
それでも思うようにいかないことだってあります。

□毎週実施している週間テスト
□実力テストや模試のテスト直しノート
□自学指導で出される宿題
□日曜日の週末課題
□一斉指導の復習
そうしたことを当たり前にできていますか?

決められた期限を守ることができていなかったり、
提出するためにやっていたり、
そういうどこか自分でルールを曲げてしまって、
都合の良いようにやってしまっていませんか?

自分に足りないことは全て克服しようと努力し、
持っている時間のすべてを勉強に使って、
そうやって自分の希望を叶えようとする受験生がいるんです。

現状で目標に届いていない、
実力テストの、模試の結果が出ない、
受験勉強は本当に甘いものではありません。

文字通り必死に、
自分のために勉強することはできていますか?

そういうことを考えるために、
自分を見つめ直すという意味では、
今年の座談会は過去最高に貴重な時間だったと私は思います。

ここで変わらなければ、
このまま結果は変わりません。

何かを感じ取ったのであれば、
すぐに行動に移しましょう。

公立高校の一般選抜入試までは140日です。
週数にすると20週、つまり本番までは月曜日が20回です。

プレッシャーをかけるわけではありあませんが、
紛れもない事実です。

一日一日を全力で過ごしましょうね。