勉強は筋トレと同じ

雨、なんだか久しぶりのような気もします。
日本全体がほぼ梅雨入りしたというニュースも見ました。

最近に比べると過ごしやすい一日になりそうですね。。。

さて、昨日の3年生一斉指導では復習に入りました。
山王中学校のまとめテストが7月2日にありますので、
つつテスト対策講習に突入しているためです。

単元は「式の計算の利用」

重要になってくるのは、
①工夫計算
②式の説明
でしょう。

①についてはパターンを3つおさえるだけです。
(共通因数でくくるものも入れれば4パターンですね)

間違えやすいポイントを確認し、
(真ん中の項を2倍していない、小数を二乗したときの小数点の位置等)
何問か解きましたが概ね良好です。

②についてはさらに2つに分かれ、
(1)数の説明
(2)S=aℓ
になります。

時間の都合上、そして思いのほか忘れている生徒が多かったため、
授業内では(1)のみの確認になりました。

「数の説明」問題は、
実力テスト及び入試にも頻出です。

穴埋め問題から完全記述問題まで、
苦手にする(空欄にする)人が多いようですが、
4つのステップに分けた型さえ覚えてしまえば解きやすい問題です。

初めの言葉から始まって、
指定された数を文字を使って表し、
計算式を立てて最後の式を結論に合わせ、
定型文から問題文のコピー、
これでおしまいです。

授業ノートを見直し、
テキストの問題を再度解き直し、
もう一度定着させましょう。

昨日できなかったことは問題ではありません。
一か月以上前にやったことですからね。

そもそも勉強とは、
覚える→忘れる→覚え直す
の繰り返しです。

ですので忘れたまま放置してしまうと、
思い出すために時間がたくさん掛かってしまうので、
これをそのままにしてもらうことは絶対にいけません。

復習して気付きがあったのであれば、
それを自分のものにするための努力をしましょう。

そのための昨日の授業です。

毎年いろいろな中学校の定期テストを見ていますが、
昨日確認したタイプの問題はほぼ100%テストに出ます。

出ると分かっていてそのままにしておくわけにはいきません。
まずは昨日の今日にしっかりと復習をしましょう。

筋トレと同じです。
何回も何回も繰り返し(問題を解き)、
筋肉(知識)を上乗せしていくんです。

そうすることでより一層定着します。

一回の授業を意味のあるものにするためにも、
授業翌日の勉強を大切にしてくださいね。