令和3年度夏期講習 ~16日目~

明日からお盆期間の為、休塾となりますので、
夏期講習はここで一区切りです。

といっても休み明けに定期テストが実施される中学校もありますし、
受験生にとってはここまで駆け抜けてきた日々の復習に励むことができる大切な期間です。

そこで中学生全学年には課題を出しています。
※後ほど保護者様にも詳細を記したレジュメをLINEで送信します。
お忙しいことと思いますが毎日コツコツ取り組めているかどうか、
お子様の様子を見ながらお声掛け頂けると幸いです。

日々のサヨナラテスト、また前回の定期テスト、
そしてテスト直しノートを見ていると、
思ったよりも実力通りの点数を取りきれていない生徒がいます。

計算問題、漢字、英単語スペル、
そうした取りきらなければいけない問題で、
数点、十数点を取りこぼしています。

テストを受けて、
分かっていたのに間違えた
ことほど悔しいことはありません。

それが何問も積み重なると、
それだけで順位が大きくひっくり変えることもあります。
これが入試本番となると、
本当に取り返しのつかないことになります。

だからこそ、
普段からこうした基本的な問題は確実に点数にできるように、
コツコツ地道な練習をしなくてはいけません。

例えば野球部が毎日キャッチボールをするように、
バスケ部がシュートやパスを繰り返し行うに、
吹奏楽部がロングトーンを練習するように、
やり方が分かっているからそれで終わりということではありません。

正確さ、スピード、
そういうことを上達させるためにも、
出来るだけでなく上達させる必要があります。

今回のお盆課題ではそうした基礎的な内容を中心としました。
もちろん休み明けに定期テストがある中学校は、
その対策も兼ねています。

せっかくやる課題ですから、
提出するためにやる作業勉強にするのではなく、
自分の力になるような取り組みをしてください。

特に英単語、英熟語、漢字については、
何回やってもためになることは間違いありません。

いつも言っているように、
反復こそ力なり
ですね。

最低限1周ということにはしていますが、
このお盆期間を利用して完璧に定着させるために複数回練習してもOKです。

約3か月前、
GW休塾期間の課題では、生徒間で取り組みに大きな差が見られました。
(※保護者会においても、その現状を保護者の皆様にお伝えしました。)

せっかくの休塾期間なので羽を伸ばしたい気持ちはもちろん分かります。
ですが私から生徒の皆さんに望むことは、
勉強時間が0の日を作らない
ということです。

せっかくここまで必死に努力を重ねてきたわけですから、
その勢いを継続させるためにも、毎日しっかりと手を動かしてください。

受験生は5時間、1・2年生は3時間、
少なくともこれだけの時間は必ず勉強するようにしましょう。

課題の提出日は休塾明けの初日としています。
前日に慌ててやることが無いように、
登塾してからやることが無いように、
なにより自分のために計画的に取り組んで下さいね。

では( `ー´)ノ