ものさし

少しだけ用事があったので午前中は妻と一緒に電気屋へ行ってきました。
何回行っても飽きませんね。

私は完全な付き添いだったので、
「へ~」「ほ~」「お~」とうなりながら一通り売り場を回っていました。

特に欲しいものがあったわけではありませんが、
なんだか嬉しい気持ちになった清々しい午前中でした。

さて、今日は1年生について少し書いてみようと思います。

中学校へ入学してから早7か月が経とうとしています。
学校生活や勉強にももうすっかり慣れてきたことでしょう。

ただ「慣れ」とは怖いもので、
良くない意味でのこれが出始めてしまうと、
やがて習慣になった時に変えることは相当大変です。

そうなってしまわないためにも、
ペースメイクが必要ですし、
定期的に到達度を確認することも必要です。

また人間だれしもが甘い部分を持っていますので、
やりたくないことからは意識的にか無意識にか逃げてしまうこともあります。

こうして出来ない理由を探すことが習慣になってしまうと、
そもそも逃げてしまうこと自体が良くないことだという意識がなくなり、
結局は何も自分のためになっていないことにも気が付きません。

そういうときこそ私の出番です。

毎日プンプンしているように感じるかもしれませんが、
できることなら私も毎日みんなと笑って勉強したいです。

ですがその部分を妥協してしまうと、
誰も得をしないことを分かっているので、
言わなければいけないことは厳しく伝えています。

1年生の内はそういう土台を作ることにも重きを置いていますので、
週に一回の宿題ノートの添削にはかなりの時間を掛けてやっています。

◇タイトルと日付は書かれているか
◇期限までに提出できているか
◇解答を写してはいないか
◇丸付けはされているか
◇丸付けを間違えていないか
◇間違えた問題は要点まとめと解き直しをしているか
◇宿題の内容はしっかりと身になっているか(※週間テスト結果から)

現時点でこれが完璧にできているという生徒は、
1年生では一握りしかいません。
(2,3年生でもまだまだ直すべき部分がある生徒はいます)

ただこれについては時間を掛けて直していくものなので、
回数を重ねていくうちに良くなっていけばよいと私は思っています。

ですので添削された宿題ノートには必ず目を通してください。
そして直されている内容は定期的振り返るようにしてください。

宿題ノートは〇が多ければ良いということではありません。
〇が多ければ嬉しいのはテストです。
こうした宿題等の演習ではむしろ×の方が自分を成長させるチャンスなので、
はるかに価値はあります。

むしろみんなの学力は正確に把握しているので、
〇の数と成績に違和感を覚えるときは、
特に注意して見ています。

もちろん最初からこうしたことが完璧にできている生徒はそう多くはありませんし、
3年生も、卒塾生も時間を掛けて成長してきました。

なので言われたことを一つずつ受け入れ、
直すことが出来れば確実に前に進むことはできます。

大切なことは素直さです。

決して自分だけの考え方を貫くのではなく、
言われたことをそのまま実行する柔軟な姿勢も持って、
日々少しずつ成長していきましょうね( `ー´)ノ