これも経験です

昨日は一年生の一斉指導日でした。

春期講習明けで久しぶりの授業でしたが、
いつも通り楽しく、そして真剣に勉強することが出来ましたね。

休み時間には何人かの生徒と小学校の部活動についての話もして、
ある生徒は、私の長男がグラウンドで衝撃の行動をしている場面を目撃したらしく、
私も衝撃を受けてしまいました(苦笑)

明日にでも早速事情聴取してみます。。。

さて、授業内容は春期講習からの続きで、
数学は「四則の混じった計算」、英語は「Unit1まとめ」でした。

講習最終日には、
春休みに学んだことをより意味のあるものにするためには、
次回授業までに復習、つまり解き直しをした方が絶対に良いという話をしていました。

そうして臨んだ昨日の授業ですが、
その差がはっきりと表れていたようです。

数学の時間です。

ある生徒は四則が混じった計算でも、
決して手が止まることなく進めることができていました。

春期講習中にスピードに課題があった生徒は、
きっとものすごい練習をしたのでしょう、
クラス内でもかなり早く解き終わっていました。

こうした成長は問題を解いている姿、
ノートの書き方を見れば一目で分かりますし、
それを見つけたときはすごく嬉しい気持ちになります。

しかし、ある生徒は減法を加法に直すルールを忘れていたり、
記号(×や-など)を2つ並べて書いていたり、
以前はできていたことが出来なくなってしまっていました。

そして英語ではUnit1のまとめの問題を行いました。
得点は次の通りです。
82
80
71
70
63
60
56
56
56
56
55
53
50
47
42
35
(@58.3)
※回収した答案を全て見直しましたが、得点計算に間違いが多く、正しい点数に修正しています。
来週の授業時に改めて全て返却します。

単語や表現はもちろん大切ですが、
私がこのテストで確認したかった問題は3問だけです。

2月からの中学入学準備講座、そして春期講習において、
何十回と口を酸っぱく伝えてきたことができているかどうか、
その定着度が分かる問題です。

2、3年生もこれまで何度も聞いてきたことです。

それは、
be動詞・一般動詞・助動詞の文章ルール
です。

それぞれの肯定文、否定文、疑問文、これらの作り方が完璧にできることで、
これから先、英語で大きく躓くことはありません。

そうならないに、
私の英語の授業はこの軸に沿って進めています。

もちろん単語力というのは必要です。
しかしそれは生徒本人の努力によって覚える部分が大きいことも事実です。

たとえ単語の意味が分からなくても、
上記のルールがしっかりと固まっていることで解ける問題もあります。

その3問の正解数は次の通りです。
3
3
2
1
1
3
2
3
2
2
2
0
1
2
2
0
(@1.8)
私としてこの3問に見られるルールを重点を置いて授業をしてきたので、
全員が全問正解することを期待していましたが、残念ながらそうはいきませんでした。

ただ、これも経験です。
忘れてしまうことは仕方のないことです。

ですが昨日の現状を見て悔しく思うのであれば、
次の授業までにもう一度同じ問題を解き直しましょう。

周りとの差を感じたのであれば、
それを埋めるための努力をしましょう。

何もしなければ開いてしまう一方です。

良いときもあれば、良くないときもあります。
そして大切なのはその良くなかったときに、
どういう行動をすることができるかです。

ピンチはチャンスと言いますが、
まさに今がその成長の大チャンスです。

ここでしかるべき行動をとることができれば、
これから先に同じような経験をしたときには修正することができるでしょう。

現実から目を背けたり、
何もせずに立ち止まってしまっては、
これから先も同じような行動をしてしまいかねません。

中学校に入学して、
最初のこのタイミングが大切です。

まずはこの週末に、
必ず復習するようにしましょうね( `ー´)ノ