ここから何を学ぶのか

3年生の定期テスト結果が判明してきました。

まだ全教科というわけではありませんが、
みんなの結果を見て私が感じたことは、昨日伝えたのが全てです。

この時期のテスト勉強は、
実力テストや模試の合間にあることもあって、
勉強時間のバランスを取り、優先順位を考えて取り組んでいかなければいけませんでした。

これまで定期テスト前は、
定期テストに全ての時間と集中力を注いできたはずです。

ですので結果を比較すると、
かなり悔しい思いをしている生徒も少なくはありません。

これをどう糧にしていくのか、
その部分を真剣に考えましょう。

特に数学のテストについては、
本気で結果を受け止めてください。

塾生の結果は大きく二極化しています。

上位陣は、
100、100、97、97、96、96、94、92、90と高得点を取ることができていますが、
私の中ではまだまだここに食い込んでくる生徒が複数名いると想定していました。

相似な図形の作図、階段グラフの関数等、
これだけは絶対におさえておくべきとテスト直前に伝えていましたが、
復習が十分でなく、取りきれていない生徒が多くいたためです。

勉強とは、出来なかったことを出来るようにすることの繰り返しです。

ですので多くの事に手を広げるのではなく、
一度やった問題を完璧にできるようにする、
そしてそれを増やしていくことこそが安定させるために必要です。

テストでも、
「これやったことあるのにな~、何だっけ???」
となるより、
「あ~、これね。ここをこうして・・・こうだ!」
となるようなイメージです。

改めて受験生に問います。

実力テスト、模試の解き直しは十分ですか?

もう一度今この瞬間に解き直したときに、
満点を取る自信はありますか?

即答できるのであればそれは順調ですし、
返事に困るようでしたら、
それはもう最優先でやるべきです。

定期テストもそうです。
普段の一斉指導、自学指導の解き直しもそうです。

その積み重ねの先に、
テストでの結果があるんです。

しかし、現状それがまだ十分にできていない生徒もいます。
ですのでそれを今この瞬間から一つずつやるべきなんです。

そんなことを教えてくれた今回の定期テストです。

これが本番ではないことは明らかです。
でも、このままの状態を続けると、
これが本番でも起こりうる可能性が十二分に有り得ます。

そうならないためにも、
もう一度、復習と解き直しへの意識を高めましょう。