「テスト直しがおもしろい」
昨日は3年生の授業日でした。
現在、みなさんに提出してもらっているテスト直しノートの添削を進めていますが、その中で気づいたことについて話をしました。
やはり一人ひとりのノートを見ると、大きな差があります。
もちろん、こうした差は経験値からくる部分もあります。
テスト直しに慣れている生徒もいれば、まだ何をどう調べればよいのかわからない生徒もいます。
ですから、最初から完璧にできる必要はありません。
ただ、気になるのは毎回添削をしているにもかかわらず、なかなか改善が見られないケースです。
同じような指摘を何度も受けているのに、それが次に生かされていない。
これではせっかく添削をしている意味がありません。
テスト直しの目的は何でしょうか。
それは、できなかったことをできるようにすることです。
ノートを提出することではありません。
ページを埋めることでもありません。
間違えた問題を中心に調べ、「なぜ間違えたのか」「次はどうすれば正解できるのか」を考えることが最も大切です。
そんな中で、今回とても素晴らしいと感じた生徒がいました。
その生徒は、間違えた問題だけではなく、正解した問題についても調べていたのです。
なぜか聞いてみると、
「正解したけど、テストを解いているときは自信がなかったからです」
とのことでした。
実際、テストでは正解していても、たまたま当たっただけだったり、なんとなく選んだだけだったりすることがあります。
そういった部分まで掘り下げて確認している姿勢に感心しました。
さらに話を聞いていると、もっと驚く言葉が返ってきました。
「テスト直しがおもしろ過ぎるんです」
「時間を忘れてずっとやっていられます」
それを聞いた瞬間は鳥肌が立ちました。
理由を聞いてみると、
「テストのときは不安だったけど、直しをしていると知識がつながっていく感じがする」
「わからなかったことがカチッとはまっていくのが面白い」
「確実に成長していることがわかる」
ということでした。
素晴らしい、この一言に尽きます。
これは私がずっと生徒たちに身につけてほしいと思っている勉強の姿です。
誰かに言われたからやる。
提出しなければいけないからやる。
怒られるのが嫌だからやる。
そういう勉強ではありません。
自分の成長を実感できるからやる。
もっと知りたいからやる。
できるようになることが楽しいからやる。
そんな「自ら取り組む勉強」になっているのです。
もちろん、全員がいきなりそこまで到達できるわけではありません。
ですが、この姿勢は間違いなく周りにも良い影響を与えます。
勉強への向き合い方は伝染します。
前向きな取り組みも伝染します。
だからこそ、この良い流れが少しずつ広がっていってほしいと思います。
次の実力テストは7月です。
そして来週からは定期テスト対策に突入します。
そのため、実力テストの勉強については今週中に一通りのめどをつけてほしいと思います。
特に理科と社会は、範囲表をしっかり読み込みましょう。
どこが出るのか、何を覚えなければいけないのかを把握し、点数を取りに行く勉強をしてほしいと思います。
ただ時間をかけるのではなく、目的を持って勉強すること。
そして、自分の成長を楽しめるようになること。
その第一歩として、まずは目の前のテスト直しにしっかり取り組んでいきましょうね。
