2年生

昨日は2年生の一斉指導日だったので、
定期テストの結果報告を受けました。

これで全学年分が判明しました。

2年生は3学年中、最も在籍中学校の幅が広いのですが、
在籍人数が最も多い勝平中学校について考えてみます。

まず学年平均が3点ダウンしたのに対し、
塾生平均は約15点アップしました。

これは1,3年生同様に生徒のみんなが夏休みに努力した結果です。
但し、個別に見ていくと最も個人差が出たという事実もあります。

単純な前回テストとの点数比は次の通りです。
+83
+69
+51
+45
+42
+37
+36
+32
+17
+8
+5
+4
+3
-6
-7
-26
-44
-65
点数において自己ベストを更新した生徒は11人います。
本当に嬉しそうな表情で結果を教えてくれる生徒も多くいました。

ですが中には浮かない顔をしている生徒もいましたし、
私のもとに来ることをためらっている生徒もいました。

こうして勉強を教えている以上は、
私には何が何でも全員の点数を上げる、結果を出すという責任があります。

全員です。

でも今回のテストにおいて、
そういう面ではまだまだ満足できる結果になったというわけではありません。

対策講習中に必要だったことは何か、
テストが終わった今必要なことは何か、
普段から何をどう勉強しなければいけないのか、
結果が出た今だからこそ改めてじっくり考える必要があります。

そしてこれはみんなも同様です。

結果から目を背けることなく、
同じことを繰り返さないためにもどうしなければいけないのか、
考えて即行動に移していくべきです。

そういうことを考えながら一斉指導に入りましたが、
一部生徒はあまりにも残念な態度でした。

今回のテストで結果を出した生徒ほど授業に意欲的で、
結果が出なかった生徒ほど授業の意味がほとんどありません。

私の言葉を聞き漏らすまいとしっかり目を見て話しを聞き、
発問に対して即答できるレベルまで理解しているのに対し、
視線がどこを向いているのか分からず、頻繁に発問の内容を聞き返す、
どちらの生徒が結果を出しているのか、
今後も結果を出し続けるのかは一目瞭然です。

まずは週に1回の一斉指導を大切にしましょう。
そして週間テストに必ず合格しましょう。

そこからです。

そしてもう一つ、テスト直しノートへの取り組みについてです。
8月30日(月)に実施されたテストですが、
1回目の提出日を9月6日(月)、2回目の提出日を9月13日(月)に設定しました。
定期テストから2週間、十分な時間です。

ですが昨日の時点で未完成が5名いました。
そのうち1名については、
1回目の提出日から2回目の提出日に掛けて、
1教科も進んでいないという事実が発覚しました。

これにはさすがに私も我慢できません。

さらに彼は今回のテストで最も点数が下がっていたので、
私の中では相当に危機感を持っていましたが、
そもそも本人にその自覚がありませんでした。

やりたくないことはやらない

中学校生活も折り返しを過ぎましたが、
まだこうした感情が勝ってしまうようです。

絶対にこのままではいけません。
これを続けた結果どうなるか、
それを分かっているからこそ厳しい言葉を掛けました。

頭の中では分かっているはずです。
これまで何度も同じことを伝えてきたので、
やらなければいけないとは思っているはずです。
ですが自分に甘く、行動に移すことができません。

ではどうしなければいけないのか、
そういう環境を作ることがまずは最優先です。

自分に負けず、自分のために、
まずは勉強すること、復習することを習慣化しましょう。

まだまだできることはあります。
テストが終わった今だからこそ、
直すべきことを直し、日々自分と向き合って勉強していきましょうね。