1・2年生は今月の定期テストに向けて、
毎日対策講習で勉強に向かっています。

その中でも、
特に感じるのが勉強スピードの差です。

もちろん早く解けば良いということではありません。
ただ解くだけだったら、
丸付けをして、赤で答えを書いて、
すぐ次のページに進んで、
それでは何も得られないまま作業になってしまっている可能性が高いです。

テストには制限時間があるので、
決められた時間内に問題を解かなければいけません。

したがって、
普段の勉強からこの問題量なら何分と意識しながら、
時計を確認したり、タイマーを使ってはかったりしながら勉強するのがベストです。

現に3年生のほとんどは自分用のタイマーを机の上に置き、
勉強しているのを見ることができますね。

昨日、とある2年生がワークを解いている様子を見ていました。
登塾して25分経った段階で、
解いた問題数は十数問、一ページちょっとという進み具合です。

これではあまりにも遅すぎます。
というより集中力うんぬん以前に、
やる気がまったく感じられません。

ただ塾に来て座っているだけで力が付くわけではありません。
塾には来ている、
でも結果が出ない、
それはこういうところに原因があるのもまた事実です。

こういう無駄な時間を過ごすくらいであれば、
むしろ自宅でゆっくり体を休めた方が有意義です。

時間の使い方を考えましょう。
何のために勉強しているのかを考えましょう。

時間は有限です。
受験生は今それを身をもって感じているはずです。

四六時中勉強しましょうということではなく、
入試直前も、テスト対策講習中も、授業中も、
やると決めた時には自分の成長につながるような時間の使い方をしていきましょうね。