苦手だからやらない、ではない

定期テストが近づいてきました。

国語の勉強を進めている生徒も増えてきていますが、今回のテスト範囲には古典が含まれている学年があります。

2年生は『枕草子』、3年生は『論語』ですね。

学校によっては、枕草子を暗唱できることを前提として授業が進んでいるところもあります。

実際、塾生の中にもスラスラと言える生徒がいて驚きました。

しっかり準備していることが伝わってきて、とても素晴らしかったです。

一方で、古文や漢文と聞くだけで苦手意識を持つ生徒も少なくありません。

得意不得意がかなり分かれる分野です。

中には、苦手というより「アレルギー」と言っていいくらい毛嫌いしてしまう人もいます。

ですが、だからといって逃げてよい単元ではありません。

秋田県の高校入試では、古典は毎年一定の配点があります。

細かな年度差はありますが、決して無視できない割合を占めています。

受験を考えるのであれば、避けて通れない内容です。

では、なぜ古典が難しく感じるのでしょうか。

理由の一つは、現代語と違うからです。

私はよく、古文や漢文は外国語と同じだと話しています。

普段使っている日本語ではありません。

だから、感覚だけで理解しようとしてもうまくいかないことがあります。

覚えるべき言葉や表現を覚える。

何度も触れて慣れる。

そうやって少しずつ理解していくものです。

そう考えると、暗唱は非常に効果的な勉強法だと思います。

文章を繰り返し読んで、声に出して覚える。

意味を確認する。

そうしているうちに、自然と内容や言い回しが頭に入ってきます。

特に定期テストの古典は、実は点数を取りやすい分野です。

なぜなら、出題される題材が決まっているからです。

学校でも詳しく解説を受けているはずですし、授業内容と教科書を丁寧に確認すれば十分戦えます。

だからこそ、「よくわからない」「嫌い」という理由だけで敬遠してしまうのは、あまりにももったいないと思います。

学校で理解しきれなかった。

だから塾で頑張って理解しよう。

そういう姿勢が本当に大切です。

そして昨日は、少し厳しい話もしました。

何のために塾に来ているのか。

これは一度考えてほしいと思っています。

塾は、来なければいけない場所ではありません。

自分の意思で来ている場所です。

だからこそ、その日のやる気や気分、モチベーションによって授業への向き合い方が変わってしまうのは、少しもったいないと感じます。

授業時間は2時間半です。

一教科で考えれば、一時間少しです。

その時間だけでも集中して、何か一つでも持ち帰ろうとする。

必死に理解しようとする。

授業を受ける側として、その姿勢は最低限必要なのではないかと思います。

もちろん、全員に対して言っているわけではありません。

素晴らしい姿勢で授業に参加し、実際に大きく成長している生徒もたくさんいます。

そういう生徒たちを見ていると、やはり姿勢は結果につながるのだと感じます。

塾に来ているから満足。

授業を受けたから安心。

ではなく、何のために来ているのかを考えて、それを行動に移していきましょう。

少し厳しい話になりました。

でも、すべてはみんなに結果を出してほしいからです。

言いにくいことも、伝えなければいけないこともあります。

これからも、みんなの成長につながると思ったことはしっかり伝えていきます。

一緒に頑張っていきましょうね。