復習が足りません・・・

昨日は二年生の自学指導日でした。

数学は「式の計算の利用」、
説明問題がメインです。

2年生は春期講習後約一週間ぶりの授業となりましたが、
見事に忘れてしまっている生徒が多くいました。

Q:偶数とは?
→2で割り切れる数。つまり2の倍数。

Q:奇数とは?
→偶数の前後にある数。つまり偶数+1(または-1)

Q:連続する整数とは?
→一番小さな数に1、2、…と足していったもの。

Q:連続する偶数(奇数)とは?
→一番小さな偶数(奇数)に2、4、と足していったもの。

説明問題を解く上でまずはしっかり覚えようと伝えていたことが、
記憶から見事に抜けていました。

またこうした説明問題は記述量が多いので、
敬遠する生徒が多くいることも事実です。

ですので春期講習中の授業では、
全部で4つのステップに分けて書くよう指導しました。

WinPassには蛍光ペンで色分けし、
細かく解説が書いてあるフォレスタのページも演習するよう伝えましたね?

厳しい言い方になりますが、
それを怠った結果が昨日の手の動きにつながっています。

これはこの単元に限ったことではありません。
授業は今、予習を進めている最中です。

もちろんこれは定期テスト①を見据えての進み方ですし、
春季大会、中総体等、部活動が忙しくなることも考えています。

ですので少しでも難しい、良く分からなかったと感じるのであれば、
それは即日復習、同じ問題や類似問題を解くべきなんです。

そうすることでより深く記憶に残りますし、
それをやらないとせっかく予習を進めている意味が薄くなってしまいます。

2年生にはこれまで何回か伝えてきました。
いわゆる「中だるみの学年」と呼ばれる一年間です。

様々な理由がありますが、
□中学校生活に慣れてきた
□部活動が忙しくなってきた
□受験生まで時間がある(一概には言えませんが…)
等でしょうか。

そのため、授業中の集中力、間違えた問題の解き直し、
確認テストの点数、宿題等の提出物、
あらゆるところにそのサインは出始めます。

もちろんそうしたことが見られた場合には、
私はチクチクと伝え続けますが、
まずは昨日の演習を通してその自覚を持つことからです。

ポテンシャルは大きなものを秘めているクラスです。
今年一年間をどう過ごすかで、
来年受験生としての自分に大きな影響を与えます。

もう一度気持ちを切り替えて、
初心を思い出して日々を過ごしていきましょうね。