削るのは無駄な時間です

土曜日、15年間この仕事をしてきて、
おそらく最も肝を冷やした瞬間でした…。

血の気が引いていくというか、
何というかパニックを通り越してどうしようもない状況に唖然としていました。

その問題に関しては、
その日の夜に解決したので事なきを得たのですが、
やはり後回しにすることは良くない、
やるべきことは即実行することが大切ですね。

ふぅ。。。

さて、先日3年生からこんな質問がありました。

「先生、授業後に居残りしてもいいですか?」

結論から言うと、
もちろんOKです。

ですが、いくつか条件があります。
◆翌日学校の授業で居眠りすることがないようにすること
◆時間を決めて、取り組む内容も決めて勉強すること
◆無駄な時間を削ること

自宅ではなかなか集中できなかったりすることもあると思うので、
集中できる環境で勉強したいという気持ちは分かります。

ですが本来やるべきこと、守るべきことをやらずに、
夜に残って勉強しているという満足感を得るだけでは何の意味もありません。

言わずもがなですが、
学校の授業はもちろん大切なので、
そこに支障をきたすようであれば本末転倒です。

また受験生にはデイリー内容として、
漢字と英単語を毎日30分やるように指示しています。
(ほぼ全員ですが、一部生徒は自己判断をするように話しています)

そういう内容を22時~22時半までやったり、
勉強合宿のテキストを2~3題取り組む等、
取り組む内容を決めることでメリハリのある時間を過ごせるようになります。

またこれは三者面談時に全員に確認していますが、
スマホやゲーム機との付き合い方を見直しましょう。

保管場所や使用時間等、
決めごとをしなければ中学生ですから自制することは非常に難しいです。

それらに使う時間をしっかりと考えて、
削るべきところはしっかりと削ったうえで、
それを勉強に使いたいというのであればすごく効果的な時間になります。

毎週土曜日は三者面談を実施していますが、
これを機に目の色を変える生徒もいますし、
実際に行動を変える生徒もいます。

ここが一つの転機です。

話を戻しますが、
授業後の居残りについては、
本人の強い意志が感じられるのであれば許可しています。

周りに流されるのではなく、
自分に必要だと思うのであれば、
然るべき行動をすることを約束するつもりで相談に来てください。

実力テストで点数を上げる、
そして志望校に合格する、
そのために必要なことを考えて、行動に移していきましょうね。