令和3年度夏期講習 ~4日目~

どういう姿勢で勉強をすることで効果が出るのか、
そういう話を昨日3年生にはしました。

本当は自転車を置くときの注意点を話すだけのつもりでしたが、
昨日の授業態度を見て思うことがあったこと、
そしてみんなの前に立ってみんなの顔を見て、
出てくる言葉を止めることはできませんでした。

この夏休みに勉強することの重要性を、
私は毎年受験生を見てきているからこそ知っています。

どういう気持ちで、どういう姿勢で、
受験勉強をするべきなのか、
きっとみんなが考えている何倍もそこに大きな意味があります。

ただやるだけではなく、
もちろんやらされるという気持ちでもなく、
自分のために勉強するという気持ちをど真ん中に据えなければ、
結果はそんな簡単に出ません。

実力テストで点数を上げるということは、
定期テストで点数を上げるよりもはるかに難易度が高いものです。

みんなが掲げた志望校へのラインを突破するためにも、
この夏休みに土台をしっかり固めておく必要があります。

そして一問でも多く解くという意地を持ってください。

今簡単に諦めることを繰り返すと、
これから先もずっとそうですし、
本番だけ頑張るということももちろんできません。

普段からできていないことが、
本番だけうまく出来るという保証はないからです。

カーブの投げ方を分かったからといって、
それだけで試合で上手に投げられますか?

楽譜を覚えたからといって、
練習せずに上手に演奏できますか?

この夏はみんなの想像以上に大きな意味を持ちます。

決して惰性で過ごすことだけは無いよう、
もう一度気を引き締めましょう。

難しいことではありません。
日々の授業を大切にし、
後回しにせずその都度覚えるということを繰り返しましょう。