令和2年度夏期講習 ~7日目~
スポーツをしているとどうしても怪我をしてしまう危険性があります。
(それはもちろん日常生活も同じですが…。)
私は高校と大学、ラグビー部に所属していました。
ラグビーというと危険なスポーツと思われがちですが、
実際にはそんなことはありません。
もちろん方法を間違えてしまったり、
相手にひるんでしまえばしまうほど危険な状況もできてしまいますが、
そうならないためのテクニックと勇気を日ごろの練習から鍛えていくことができます。
例えば筋力トレーニングをしたり、入念な準備運動をしたりすることですね。
皆さん、油断せずに気を付けてください。。。
さて、昨日はおそらく初めてでしょうか、
3年生全体に向けて厳しいことを言いました。
理由は土日の過ごし方にあります。
夏期講習中は毎日日誌を記入してもらい、
勉強時間を管理できるようにしています。
土日と休塾日を挟む前には、
一週間の復習と今週末に実施する連語テストの勉強、
休み明けにテストがある場合には学校ワークを進めるように伝えました。
が、実際勉強時間を見てみると、
0時間、1時間、2時間という記録が平然と書かれています。
もちろん中には6時間、7時間と勉強している生徒もいます。
勉強への意識が高いT、
吹奏楽部ながら本気で勉強に向かっているであろうF、M、
そういう生徒たちは本当に素晴らしいと思います。
が、普段の授業の理解が思ったように進んでいなかったり、
授業中に集中力が切れがちな生徒こそ勉強時間をたくさん確保しなければいけないのに、
そうすることができていませんでした。
たまらず何をしていたか聞くと、
「寝ていました」と答える生徒もいます。
あのね、もちろん休塾日だから体を休めることも必要だよ。
でも一週間の授業内容で自分の弱点が見つかったでしょ?
それをそのまま放置するとどうなるか、
何度も伝えてきたでしょ?
授業を受けているだけで、
夏期講習に参加しているだけで定期テストや実力テストの点数が上がるわけではないからね。
授業を通して自分のやるべきことを明確にして、
それを補充するための努力をしなければ結果は絶対に変わらないんだよ。
9月から学校が始まって、
やらなければいけないことがもっと増えた中で、
弱点補充に使える時間は本当に限られてくるんだからね。
まだ部活動が続いている生徒もいて、
そんな仲間たちが自分の時間を削ってまで何とかしようと勉強に向かっているんだよ。
それを見て何も思わない、感じないのであれば、
それは自分に甘すぎる。本当に甘すぎる。
本当はあまりこういう厳しい話はしたくないんだけど、
現に必死に頑張っている仲間がいるから全員に当てはまるわけではないけど、
これを伝えることも私の役目だから敢えて言うよ。
甘い。
少しでもやばい、まずい、そう反省したのであれば、
今日帰ってから意識を変えて、行動を変えてみよう。
例年よりも少人数なクラスなので、
その分一人ひとりの状況がよく分かります。
クラスの雰囲気は非常に良くなってきていますが、
それでも温度差が出始めてきていることは事実です。
やるからには結果を出す、
その過程はできるだけ楽しく、
そして意欲的に取り組めるように、
惰性になってしまわないように今一度考えを改めましょうね。