丸付けの質を高めましょう
改めて確認します。
週間テストについてです。
谷間の時期のためなのか、一時期盛り返していた1・2年生のテスト結果が良くありません。
もちろん全員に当てはまるわけではありませんし、
3年生は受験生ということもあって頑張っている生徒が多いです。
昨日、2年生の週間テストでしたが、
数学はテキスト1ページ分、問題数3問から2問の出題でした。
結果、2問とも正解できたのはわずかに4名のみでした。
証明問題だったのですが、
仮定にはAB=DCと書いてありますが、
対応順に並べるとAB=CDと書かなくてはいけない問題です。
これは一度問題を解くことができていれば、
たとえ間違えたとしても丸付けの時点で気付くことができるはずです。
答案用紙を回収しましたが、
丸付けの時点で間違っている生徒も3名いました。
これではそもそも勉強する意味が薄くなってしまいます。
問題を解いて終わりではありません。
もちろん丸付けもしなければいけないのは分かっているはずです。
ですがその丸付けをする意味は、
間違っているところ(自分ができていないところ、分かっていないところ)を見つけ、
それを出来るようにすることです。
ですので、
「あっている」「なんとなく」
そういう気持ちで丸付けをしていると、
成長することはできません。
なので丸付けにもしっかりと時間を掛けて、
意識を集中させて取り組むべきなんです。
既に山王中はテスト対策講習に突入していますし、
明日からは勝平中、来週からは西中、南中、豊岩中と、
全生徒がテスト対策講習へと入ります。
ワーク演習が中心の勉強になりますが、
もう一度丸付けへの意識を高めましょう。
もちろん私たち講師陣もそれに目を光らせてみんなの勉強を見ていきます。
成績を上げるためにはそれ相応の勉強方法が必要です。
上位層、右肩上がりに伸びている生徒は、
その部分を徹底することができているはずです。
理解力、集中力には個人差がありますし、
勉強時間も部活動などによって異なります。
ですがまずはやるべきこと、ルール、意識、
こういう部分は全員が守って勉強することができるようにしていきましょうね。