だから差が付く

今日は勝平中が開港記念日ということもあって、
受験生は言わずもがなですが、
1・2年生も早い時間に来て勉強する生徒もいます。

こういう意識でいられる生徒は自ずとテストでも結果が出ます。

私は昨日、こう言いました。

「明日は開校記念日でお休みだよね。
塾では13時から勉強できるから、早く来て勉強したい人は来てもいいからね~。」

自宅で勉強するよりもゆうわくが少ない中で勉強できるメリットがあるので、
それをしっかりと活用しようという意識の表れだと思います。

もちろん自宅で出来るに越したことはありません。
ですが私の経験上、
自宅でも教室でも同じクオリティで出来る生徒は、
数年に一人いるかどうかです。

環境によってそれを変えることができるのであれば、
それは大いに活用するべきです。

そんなこんなで今日は1年生のノート点検日です。
先週金曜日に実施した数学と英語の実践問題、
出来れば翌日に、遅くても土日で必ずやるように伝えた上での、
今日の確認です。

心配な生徒は登塾後すぐに確認しましたが、
残念ながらその心配は的中しました。

彼のノートにはこう書かれています。

50(9+x)=80x
5(9+x)=8x
x=15x

そもそも答えがおかしいことはそうですが、
二行目から三行目にいきなり飛ぶはずがありません。

正しくは、
50(9+x)=80x
5(9+x)=8x
45+5x=8x
5x-8x=-45
-3x=-45
x=15
です。

明らかな途中式の省略です。
ではなぜこんなことが起こるのか、
理由は一つです。

解答写し

解答を見てみると、
彼のノートと全く同じ式が書かれています。

本人に確認したところ、
解答を写したと認めました。

勉強ではなく作業ですから、
これでは成績が上がるはずがありません。

今日きつく伝えたので、
今後は同様のことが起こらないと信じています。

解答写しは本当に意味がありません。
ただ時間を使っているだけなので、
こうするくらいであればやらない方がまだいいです。

それをさせてしまうこと、
それが許されると思わせていることにも原因があるので、
もう一度私も気を引き締めて指導していきたいと思います。

対策講習が始まって間もなく一週間ですが、
学校ワークは一周目を終えるべき時期です。

進捗表に色塗りをしているはずですから、
自分の進み具合は一目で分かるはずです。

約3週間の対策講習ですが、
ただ参加するだけでは意味がありません。

実りある講習にするために、
結果につながる勉強をするためにも、
一人ひとりが意識を高く持って勉強できるようにしていきましょうね。