質を上げる

いよいよヒートテックの季節がやってきました。
肌寒いというよりも、震えるほど寒いときもありますので、
私も体調管理をしっかりとしようと思います。

さて、山王中生は昨日にテストを終えました。
まずはみんな、ご苦労様でした。

結果は答案が返却され次第、
必ず教えてくださいね。

来週は勝平中、再来週は西、南、豊岩と続きます。

今回のテスト対策講習では、
少しだけ新しいシステムを導入しました。

それが最も顕著なのが国語です。
そもそも問題を解く以前に、
教科書内容が分かっていない、中にはまともに読んだことが無いという生徒もいました。

その状態で問題を解いても、
時間が掛かることはもちろんですし、
なにより正答率が上がるはずがありません。

初見の文章を解くのは実力テストや模試、入試です。
定期テストではほとんどの場合、教科書に載っている題材がそのまま切り取って出されるので、
本文を何度も何度も読み込んで理解を深めていくことは、
大切なテスト勉強の一つです。

そこにできるだけ差を作らないように、
全員がまずは教科書を読むことから始めています。

また時間への意識を高めてほしいということもあり、
問題を解く前と解いた後には、
ノートにその時間を記録するようにしています。

些細な変化ですが、
それだけでも生徒たちは手ごたえを感じているようです。

問題文へのマーキング、解説の熟読、質問の仕方、
そういう勉強の仕方について改めて確認できていることは、
この対策講習でも大きな収穫です。

テキスト、ワーク演習が終わった後には、
テスト範囲の漢字練習をしてもらっています。

漢字練習はテスト前だけに練習したとしても、
その後記憶に深くは残りません。

せっかくやるのであれば、
しっかりと定着させたいものですので、
継続的に、且つ反復しての練習が必要です。

ただしそれについてもなかなか行動に移すことができていなかったり、
そもそも漢字練習せずにテストを受けたりする生徒もいたので、
この時間もとても貴重になっています。

回数を重ねるごとにテスト勉強の質を上げられるように、
一日一日を大切に過ごしていきましょうね。