覚悟を決めよう

受験生には、行動の変化を期待していました。

合宿を終えて何を感じとったのか、
返却された実力テストを見て何を考えたのか、
まずはそれが行動に表れることを期待していたからです。

17期生は歴代の受験生を見ても、
あらゆる面で群を抜いているクラスです。

ですが、唯一私が心配しているとすれば、
自分は自分、周りは周りとして、
今自分に必要なことができるかどうかという面だけです。

教室での勉強開始時間は17時ですが、
それよりも前に来て勉強を開始していたのはわずかに2名でした。

彼女らを見て私は、
心の底から嬉しく思いましたし、
意志の強さも同時に感じました。

こういう部分で自分の意志を貫き通すことができれば、
より結果は伸びてくるはずですし、逆もまた然りです。

実力テストの結果を出しにきたある生徒は、
「下がってしまいました…。」
と残念そうにしていましたが、
彼は休日の勉強時間が全くと言っていいほど確保できていませんでした。

受験生としては最低5時間、
出来れば7~8時間勉強するようにと、
夏休み以降伝え続けています。

ですが聞いてみるとわずかに1時間程度でした。

休日はチャンスです。
ここで自分のやらなければいけないこと、
弱点補充や問題演習に思いっきり時間を使うことができれば、
それが積み重なって結果になってきます。

冬休みまでの日曜日は残り11回、
模試が2回入ることを考えると、
残りはたったの9回です。

そこから冬期講習に入り、勝負の1月4日の実力テストを受けます。

夏休み後2回の実力テストを経て、
大いに刺激を受けたであろう勉強合宿を終えて、
ここで行動を変えることがラストチャンスとも言えるタイミングです。

ここでもう一つ殻を破ることができるかどうか、
自分に負けるな17期生!!( `ー´)ノ