点数をとること
テストで点数をとることは、決して簡単なことではありません。
今教室ではテスト対策講習の真っ最中なので、
みんな必死に勉強と向き合っています。
その努力がそのまま点数に結びつくと、
爆発的な伸びを記録することになりますが、
ただ長い時間勉強していた、ノートをたくさん使った、
それだけで必ず点数に結びつくということではありません。
一つ一つを丁寧に、
決して雑にやることなく、
一つずつ確実に理解を深めて問題を解き進めることが必要です。
先日のワークチェックにおいて、
私とK先生で手分けして確認しましたが、
その雑さが明らかになった生徒もいますね?
ただやるだけでは意味が無い、
覚えること、解けること、
一つ一つをじっくりと進めていかなければいけません。
ワークが終わっていることが良いわけではありません。
マルがたくさんついていることが良いわけではありません。
テストで同じような問題が出てきたときに、
解くことができるかどうか、
それが最も大切なことです。
また実力通り点数を取ることも、
決して簡単ではありません。
例えば数学において、
今日は3年生が実力テスト対策としてテストを実施しました。
最も高くて82点、クラス平均は53点です。
みんなの解答用紙を回収して、
どの問題で、どういう間違い方をしているのか、
細かく確認しました。
◇柱体の側面積の求め方
◇数の性質の証明におけるステップ3以降
◇範囲が決まっている直線の式の求め方
◇等式から比例式を作る方法
◇面積比の利用
◇球の体積と表面積の公式
◇直線と平面の関係
◇回転体の体積の求め方
◇円錐の側面積の公式
全て1,2年生の内容です。
その頃であればできていた、
そういう間違い方が非常に多くありました。
夏期講習でも確認したはずの合同条件ですが、
残念ながら言葉が抜けている解答も見られました。
今教室ではみんなが直しに取り組んでいますが、
直すことが目的ではありません。
解けるようになることが目的です。
ですので不明点は質問し、
直した後は解き直し、
そうやって丁寧に勉強していきましょうね。