未来の自分のためにやるんだよ
★2020年度冬期講習のご案内★
キャンパス21勝平教室では、12月26日より冬期講習を開催致します。
既にお問い合わせを何件か頂いておりますが、中学校3年生は募集終了、そして大変有難いことに中学校2年生は定員満席の為、募集停止となっております。ですので冬期講習では、中学校1年生及び小学校6年生の募集のみとさせて頂きます。
ご興味御座います方は、是非一度教室までご連絡下さい。
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先日14期生Sのお母様とお会いして、
彼の成長ぶりに話し、嬉しい気持ちになりました。
小学生の頃から知っていますので、
高校入学後にしっかりと歩みを進めている彼の姿には私も励まされています。
陰ながら応援していますね( `ー´)ノ
さて、今日は宿題についてです。
基本的に宿題は週に1回だけ出しています。
内容としては一斉指導や自学指導で解いた問題を、
もう一度反復して定着させるために同じものを出しています。
ですので授業から間隔が短いほど、
覚えているものが多いので時間も掛かりませんし、記憶にも定着します。
そしてこの宿題から、週間テストの問題をほとんど選んでいます。
宿題は宿題用のノートにやって提出し、
私が全員分をチェックしていますが、
見ているポイントは次の通りです。
◇丸付けの間違いがないか
◇答えを写して終わっていないか
◇間違えた問題は要点をまとめてから解き直しをしているか
気になる点があればその都度ノートに書き込み、
改善するよう声を掛けるか、その場でやり直してもらっています。
何のためか、
言うまでもなくテストで点数を取ってほしいからです。
宿題は自分一人の力でやるものですので、
もしかしたら面倒に感じて楽な方に逃げてしまうことがあるかもしれません。
そもそも宿題をやっていない場合は、
通塾の義務を果たすことができていませんので厳しく対応しています。
たまに「忘れた」という言葉を使う生徒がいますが、
正確には「やる意思が無かった」ということだと思います。
また成績が停滞する生徒に多く見られるのが、
宿題ではほとんど〇になっているということです。
宿題では正解しているのに、
全く同じ問題の週間テストで不正解になっているのはなぜでしょうか?
解答を写しているのであれば意味がないので、即やめましょう。
また調べて解いた場合には、
〇ではなく一度×を付けてから、今度は何も見ずに解き直しましょう。
その部分が徹底されていないために、
勉強しているのに結果が出ないという矛盾が生まれます。
まず一つは、
「約束は必ず守りましょう」ということです。
これは何も勉強に限った話ではありません。
これから生きていくうえでも大切なこと、当たり前のことです。
ここでいう約束とは、
決められた期限までに、正しい方法で宿題を実施して提出しましょうということです。
もう一つは、
「練習ではたくさん失敗して修正し、本番で結果を出しましょう」ということです。
部活動で例えると中学生はしっくりくるかもしれません。
普段は自分たちの苦手な部分を克服するために反復して練習し、
いざ試合になった時に実力を発揮することを目指すはずです。
練習で出来なかったことが試合では出来るはずがありませんね。
これを勉強に置き換えてみると、
普段の授業や宿題では間違えたところに×を付けて、
調べたり聞いたりして解決して出来るようになり、
テストで正解して点数を取る、ということです。
ノートの〇にはそれほど価値があるわけではありません。
むしろ×があることで、そこを克服することが出来れば成長できますので、
勉強とは×を探すためにやると言っても過言ではありません。
ですが宿題ではすべて〇、テストではほとんど×、
こうした逆転現象が起こってしまうのはなぜでしょうか?
そしてこれは、
成績が停滞する生徒にだけ見られる現象です。
これが癖になってしまうと、
改善するのにものすごく時間を要しますので、
見つけ次第私からネチネチねちねちと言われ続けます。
面白くないかもしれませんが、
まずはそれを直さなければこの先結果が変わることはありません。
宿題は、楽しようと思うといくらでもできます。
ですが、その先に結果はついてきません。
大げさに、厳しく言うと、
そうした作業のような勉強は時間の無駄です。
誰も嬉しくありませんし、
謎の自己満足だけが残ります。
勉強とは楽なものではありません。
ですが正しい方法で続けることで必ず結果は出てきますし、
その時の喜びは何にも代えられないほど嬉しいものです。
特に一年生は今、その部分を毎回のように修正しています。
通塾してまだ短いということもありますし、
今直さなければ来年、再来年に大変なことになるというのもあります。
やるなら今です。
直すのは今です。
時間は掛かるかもしれませんが、
自分のために、自分と向き合うべきです。
がんばれ、一年生!( ・`д・´)