テスト直しの正解とは

【通塾生募集再開のお知らせ】
夏休み終了後、通塾生の募集を再開しました。募集人数は以下の通りです。
◆中学3年生・・・応相談   ◆中学2年生・・・募集中
◆中学1年生・・・残り8名  ◆小学6年生・・・募集中
まずは2週間の無料体験授業からお試しいただけますので、お気軽にお問い合わせください。

昨日は3年生の授業で国語を実施しました。
内容はあえて事前に事前には伝えず、
授業が始まるまでプリント演習とだけ言いました。

今回の授業で扱ったのは実力テストの過去問、
それもたった二か月前に実施したものをもう一度解いてもらいました。

春から一貫して「実力テストの直しをしなければ、実力テストの点数が上がることはないよ」と言い続けてきました。
もちろんテスト直しノートを作ることが目的ではありません。
提出することも目的ではありません。

あくまでテストで同じような問題が出てきたときに、
確実に点数を取ることができるようになるということが目的です。

そのためには、間違えた問題をしっかりと吟味する必要があります。
そのためのテスト直しノートです。

前回の実力テストで直しノートを作成して提出したのは8割ほどの生徒です。
中には直しの内容が不十分で、解説をした生徒もいます。

それを踏まえて、得点は次のようになっています。
(聞くことに関する検査、作文を除いた78点満点です)
69
65
63

60
60
59
56

53
52

38
34
33
28
27
26
25
16
残念ながら満点、9割以上は一人もいません。
約半数が半分以下という結果です。

テスト直しをやっていなければこの結果も納得ですが、
テスト直しをしていてこの結果というのは、
根本を見直さなければいけません。

それに気づき、今後の行動が変わってくれれば、
昨日の演習もすごく意味のあるものになるでしょう。

問題の中には故事成語の意味を考えるものがありました。
◇因果応報
◇四面楚歌
◇自業自得
◇一期一会
◇馬耳東風
テスト本番で間違えたのであれば、
その意味は全て調べるべきですし、
正解したとしても意味の分からないものがあったなら同じです。

昨日の再演習でも間違えてしまった生徒が数名いました。

もしこれが本番だったらと思うと、
悔やんでも悔やみきれないでしょう。

そうならないためにも、
解いた問題はもっと大切にしてください。

受験勉強はその繰り返しです。
ただ長い時間勉強すればいいというわけではなく、
たくさんの問題を解けばいいというわけでもありません。

一問でも多くできるようになることが目的なんです。

その意識が高まったのであれば、
昨日の授業はすごく意味のあるものになったはずです。

最後には計画の立て方についても話をしましたが、
それについてはまた明日以降書こうと思います。